朝日新聞にボードゲーム記事
朝日新聞は11月15日の朝刊生活面(33ページ)で、ボードゲームの記事を掲載した。「みんなでわいわい楽しめ、遊び力がつく」として、子供への教育効果が取り上げられている。
登場するのは東京おもちゃ美術館のおもちゃフォーラム、おもちゃフォーラムでボードゲームコーナーを担当するNPOゆうもあ、ギガミックの製品を出品するキャストジャパン。個別のゲームタイトルでは「スティッキー」、「カヤナック」、「すすめコブタくん」、「コリドール・キッズ」、「ピロス」、「バックギャモン」、「投扇興」などが言及されている。
ゆうもあ理事の北村忠宏氏は「相手の顔色を見ながら、時にはうそをつく。家族に失われがちな対話の機会を増やせる」とコメントし、おもちゃ美術館館長の多田千尋氏は「コミュニケーション力もつくから、アナログなゲームをもっとはやらせたい。やり出したら夢中にならないはずがない」とまとめている。
これまでボードゲームがメディアに取り上げられるときは、「懐かしの」という枕詞がつくことが多かったが、今回の記事に懐古調はない。ボードゲームが新たな見方で捉えられることが多くなったようだ。
『メモリス』10月1日発売
幻冬舎エデュケーションは10月1日、新作記憶ゲーム『メモリス』を発売した。デザイナーはカワサキファクトリーでも知られる川崎晋氏。2〜4人用、1,575円。
『メモリス』はドイツでも子供ゲームの王様である記憶ゲームに独自のアレンジを加えたもの。3×5で並べられたタイルから、指定されたタイルを見つける基本の記憶ゲームに、相手より先にタイルを揃えるゲーム、相手の持っているタイルを推理するゲームも遊べるようになっている。記憶ゲームはもともと子供も大人も対等に遊べるジャンルだが、幅広い年代で楽しめる工夫がなされている。
幻冬舎エデュケーションは「脳育シリーズ」としてほかにパズルのポリックスも発売している。学研の「頭のよくなるシリーズ」と同様、書店でも入手可能。
・幻冬舎エデュケーション:メモリス