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今年の新作アンケート、1位は『ノートルダム』

ドイツのゲームサイトspielbarでは今年発売されたばかりの新作の評価アンケートを実施し、結果を発表した。各ゲームを6段階評価する形式で、262名が参加している。
1位にはアレアの『ノートルダム』が入った。オーバーホフ・ゲーム会賞プフェファークーヘル2007に続く1番人気で、目下のところドイツゲーム賞に1番近いゲームと言えるだろう。次点にはドイツ年間ゲーム大賞でノミネートされている『ズーロレット』。ドイツ年間ゲーム大賞は一般の人気を考慮せずにゲーム内容だけで選出するが、このゲームが受賞すればゲーム愛好者にも支持されたことになるだろう。
3位の『フィレンツェの匠』、4位の『チグリス・ユーフラテス』、6位の『キャントストップ』、13位の『メディチ』など、人気作のリメイクも目立つ。有名デザイナーの新作として注目された新作が厳しい評価に合っているのと対照的である。
【ボードゲームアンケート:2007年前半】
1位:ノートルダム(1.87/193票)
2位:ズーロレット(2.06/126票)
3位:フィレンツェの匠(2.15/129票)
4位:チグリス・ユーフラテス(2.31/134票)
5位:ヴァイキング(2.42/246票)
6位:キャントストップ(2.47/142票)
7位:カタンの開拓者:商人とバーバリアン(2.52/47票)
8位:タイド・オブ・アイロン(2.53/12票)
9位:ダイスビンゴ(2.54/49票)
10位:発見の時代(2.56/57票)
Spieleumfrage:Spieleneuheiten Frühjahr 2007

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ミープルチョイス2006に『ブルームーンシティ』ほか

アメリカのゲーム愛好者が作るインターネット・グループ「ミープル」は、1000名を超えるメンバーで2006年のベスト3「ミープルチョイス(Meeple Choice)」を選出した。
ドイツ年間ゲーム大賞2006のノミネートに入った2作と、今年ノミネートされている『イスファハン』という顔ぶれ。秋に発売されたばかりの『イスファハン』が入ったことは、このゲームの人気の高さを物語っている。
今年は絶対的に1番人気のゲームが存在せず、順位の変動が大きかったという。そのためあと一歩だった5つのゲームも準優勝として発表された。
「ミープル」はカタンに始まるドイツゲームに刺激を受けて結成されたグループで、フリーク向けの重量級ゲームを選出している。コアゲーマーにとってはドイツゲーム賞と並んで参考になる賞だろう。
【ミープルチョイス2006】
・ブルームーンシティ(Blue Moon City / R.クニツィア / コスモス, 2006)
・郵便馬車(Thurn und Taxis / A.ザイファルト / ハンス・イム・グリュック, 2006)
・イスファハン(Yspahan / S.ポーション / イスタリ, 2006)
準優勝作:全時代(Through the Ages)、カナルマニア(Canal Mania)、大聖堂(Die Säulen der Erde)、インペリアル(Imperial)、ファクトリーファン(Factory Fun)
spielbox-online:Preisträger des Meeples Choice Award 2006 stehen fest
Meeples’ Choice