ねずみめくり(Maus geflippt)
うっかり見落とすチーズの罠
ネズミカードをめくって、そのネズミが身に着けているものを手札からいち早く出すリアクションゲーム。ネズミはいろいろな色と形の帽子、ネクタイ、服、靴などを身に着けている。ベルトを首に巻いていることもあるので要注意。
手札に1つもなければ、全部出すこともできる。その場合、1つでも身に着けていればお手つきになる上、何枚も間違っているとその分だけ失点になるので、全部出すのはなかなか勇気がいるところだ。
いずれの場合にも、ネズミの下にこっそり描かれているチーズを見落としてはいけない。場に出ているチーズチップと同じ絵柄が描かれたネズミは、捕まえてはいけないネズミ。これに誤ってカードを出すとお手つきになる。
3回お手つきは失格。山札がなくなったらゲーム終了で、捕まえたネズミカードが得点、お手つきは失点で勝敗を競う。
2回お手つきをしたところで慎重になってしまったのがもとで最下位。手札を全部出すのは結局1度もできなかった。チーズのトラップにかかるとすごく盛り上がる。
Maus geflippt
C.バルク/ツォッホ(2009)
2〜6人用/6歳以上/15分
MOW(モウ)発売
ホビージャパンは本日、カードゲーム『MOW(モウ)』を発売した。フランスのB.カタラのデザインで、5人までしか遊べなかった初版からカードを2倍に増量。10人までプレイ可能になるとともに日本語を含む全60カ国語のルール説明書が入っている。2〜10人用、7歳以上、10〜30分、2520円。
タイトルの「モウ」とは牛の鳴き声のこと。プレイヤーは農夫になり、野原にいる牛たちを集めて、厩舎に入れる牛の群れを作る。しかし、牛の中にはハエがたかっているものがあり、その牛はみんなから嫌われてしまう。
各プレイヤーは5枚の手札からスタート。手番には、手札の牛カード1枚を場に出して、カード1枚を引くだけ。カードは、場札よりも数の大きいカードの場合はそのカードの右側へ、小さいカードの場合は左側へ置く。手番が進むにつれ、出せるカードの選択肢は狭まり、自分の手番でカードを置けなくなったプレイヤーは、その群れ全部を引き取らなければならない。
さらに「リバース」「カードとカードの間に置ける」「これ以上置けなくなる」などの特殊カードがスパイスになっており、予想外の展開も。最終的に、自分が引き取ったカードに記載されているハエの数が最も少ないプレイヤーが勝つ。
出せるカードがどんどんなくなって苦しくなっていく。さあ、我慢しきれないのは誰か? ルールは超簡単、ノリのよさで楽しめる、クリスマスにもってこいのパーティゲームである。
・Dream News:フランスの鬼才ゲームデザイナー=ブルーノ・カタラがデザインした、大人から子供まで楽しめる牛追いカードゲームが日本上陸!!『MOW(モウ)』インターナショナル版12月5日発売〜ホビージャパン〜
・TGWプレイレポート:モー