Posted in レポート

蔵王ゲーム合宿

山形県の蔵王ライザウッディロッジというところで毎年開かれている山形大学のゲームサークル「Neutral」OB会合宿に、ぽちょむきんすたーさんからお誘いいただいて参加。広い会場はボードゲームやRPGを遊ぶ人のほか、マンガを回し読みしている人やラジコンヘリで遊んでいる人など、自由な雰囲気である。2泊3日のうち一晩だけの参加だったが、数十年来の仲間のように打ち解けて遊ぶことができた。
遊んだゲームは次の通り。後日、詳細なレポートを掲載する予定。
レインボー(Rainbow)
ゲーム内容はこちら。カードをたくさん出し過ぎると、次のラウンドでほかの人を利することになるので、配分が悩ましい。6点のカードに目がくらんで判断を誤り最下位。
ザヴァンドールの鉱山(Die Minen von Zavandor)
ゲーム内容はこちら。初手でどのアイテムを取るかが勝敗を大きく分ける。序盤から鉄のトロッコにアクセスできたみほさんの1位。便利なカードのレベルアップが遅れて3位。
アイデンティク(Identik)
ゲーム内容はこちら。言ったの言わないの、書いてあるの書いてないので大笑い。すでに描いている間から盛り上がっていた。
シルクロード(Seidenstraße)
キャラバンを移動して商品を運び、宝石を集めるゲーム。進めたいキャラバン、進めたくないキャラバンの思惑が絡む。次に運ばれる商品が分かっているので、トレンドを先取りして商品を集めることも。宝石全色制覇を果たしたPsy+さんの勝利。
シンボルで言いましょう(Sag’s mit Symbolen)
絵のヒントから、答えを絞り込んでいくコミュニケーションゲーム。直球のヒントのつもりがかえって混乱させてしまったり、ちょっとひねくれたヒントがずばり読み切られてしまったり。考えれば考えるほど、どれにも当てはまりそうな気がしてくる。手堅く当てて1位。
けもぱに(Kamomimi Panic)
少人数で遊べるようにアレンジした人狼系ゲーム。1人勝ちできる密告者の存在、ヒットポイントが2あること、多彩な公開キャラクターの特殊能力、殺すのではなく盗むという設定、GMなしでできるクレバーな進行、萌えキャラのアニメーションなど、特筆すべき点がたくさんある。特にキャラクターの特殊能力によって会話が弾み、想像以上に盛り上がって3ゲーム遊んだ。
ラングフィンガー(Langfinger)
ごく短時間で楽しめるワーカープレイスメントゲーム。道具を集め、お宝を盗み、換金する。必要な道具やお宝がカードによって異なり、先に選ばないと何もできない恐れがある。積極的に換金して逃げ切りを狙ったが、一か八かの盗みに失敗して、その間に貯めこんだカードをどんどん換金したPsy+さんに抜かれてしまった。

Posted in 国内ニュース

『魔法の軍団』日本語版発売

ホビージャパンは9日、1980年代に大ヒットしたボードゲーム『魔法の軍団』日本語版をリメイクして発売した。2~~4用、12歳以上、60〜180分、6,930円。
舞台は魔法の国カダブ。プレイヤーは魔法の国の住人を味方につけて軍団を組織し、買収工作や魔法の道具を使い、勢力を拡大する。そしてライバルを倒し、城塞を守りきって、魔法の国の支配者を目指す。エルフ、ゴブリン、ドワーフ、竜、モモンガ、恐竜、殺人ペンギン、飛ぶバッファロー、這いヅタ、ガイ骨、サイクロプス、騎士……さまざまな種族が軍団を編成する。シンプルなダイス戦闘と、要塞のグレードアップの楽しみが多くの人を虜にした。
この作品は1986年にウェストエンドゲームズ(アメリカ)から発売され、同年にホビージャパンより日本語版が発売されていた。2010年にペガサスシュピーレ(ドイツ)よりリメイク版の制作が決定。ホビージャパンがこの企画に共同で参加し、24年ぶりの日本語版の登場となった。
新版では、サイズが大きくなり、立体コマ・木製コマなどコンポーネントが豪華になっている。
ホビージャパン・ゲームブログ:カダブとナブロパルとお楽しみの名において!「魔法の軍団」