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エッセン1日目

メッセは水曜日からなので、火曜日は休養日である。日本人宿にいた8人は、ケルンでゲームショップ巡り、ヴッパータルでモノレール乗り、近くを散策と3組に分かれた。私は叔父がヴッパータルの大学で教えているというのを思い出して、ヴッパータル組に参加。エッセンからエスバーンという各駅停車に乗って45分。
ヴッパータルにと言い出したのはけがわさんである。1950年、象がこの街の名物モノレールに乗り、暴れて窓を破り、下の川に落ちたという話を聞いて、そのモノレールに乗ってみたいと思ったという。エスバーンを並行して、起伏に富んだ地形をモノレールが走っており、行く前はそれほど乗り気でなかった私も、だんだん楽しみになってくる。
ところが駅を降りて観光案内所に行くと、「モノレールは現在駅のリニューアル中で、来週の月曜まで全線運休している」という衝撃的な事実を知らされた。駅前にあるモノレール乗り場は、確かに扉が閉まっている。がっかりしながら、観光案内所で聞いたおもちゃ屋さんへ行ってみた。
ドイツにはボードゲームの専門店というものはほとんどなく、おもちゃ屋か、デパートのおもちゃ売り場で買う。といっても品揃えは決して悪くなく、思わぬ掘り出し物もある。小さい街ほど、絶版品が売れ残って安売りされていたりするので目が離せないというわけである。
おもちゃ屋さんを見終わってから、デパートのおもちゃ売り場、さらにお昼を食べてトイザらス。半ば予想されたことだが、結局ゲームショップ巡りとなった。コスモスの『羊のショーン:野菜サッカー(Shaun der Schaf: Gemüsefußball、2009年)』とクイーンの『高地の民族(Highland Clans、2009年)』を購入。けがわさんは5タイトル、しかも全部クニツィア。
お昼は屋外の屋台をめぐってカリーヴュルスト、ペキンズッペ、ベルギーワッフルなどをだらだら食い。1品2ユーロくらいなのでお買い得である。
1日リフレッシュして、明日はいよいよプレスの日。ヴッパータルからエッセン中央駅に帰ったとき、毎年来ていると楽しみという感覚もあまりなくなっているような気がした。

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『アメージングテーブルゲーム』発売

八重洲出版は18日、ボードゲーム総合情報誌(ムック)の『アメージングテーブルゲーム』を発売した。A4版オールカラー100ページで1,050円。すごろくやを始めとして、ボードゲーム専門店で徐々に入荷している。

アナログゲームは楽しい時間を過ごせるのはもちろん、脳力やコミュニケーション能力のアップ、老化防止といった効果もあるアイテムとして注目されています。この本は、「こんなに面白いゲームがいっぱいある!」をキーワードに、日本はもとよりドイツ、イタリア、フランス、アメリカといった世界中の魅力あふれるテーブルゲームを集めました。家族や友だち、カップルといった初心者でも気軽に楽しめるゲームをジャンルごとに紹介。また、これらのゲームを購入できるスペシャルショップガイドや、おなじみ”野球盤”や”人生ゲーム”のヒストリー&インタビューなども掲載。ゲーム選びのガイド本として最適です。

サブタイトルは「世界中のあっと驚くボード・カード・パーティゲームの情報誌!」。新作、定番、ポータブル、長時間などのカテゴリーに分けて写真入りで紹介されているほか、ワードバスケットミニ版の付録、全国の専門店ガイドなどが入っており、ボードゲームを始めたばかりの人にも最適だ。
Amazon.co.jp:アメージングテーブルゲーム―いますぐ遊びたくなるアナログゲームのガイドブック (ヤエスメディアムック 295)
八重洲出版:アメージングテーブルゲーム
高円寺0分:アメージングテーブルゲーム