Posted in 国内ニュース

『ギフトトラップ』日本版発売

アークライトは本日、プレゼント交換ゲーム『ギフトトラップ』日本版を発売した。3〜8人用、12歳以上、45〜60分、4200円。
2006年にカナダで発売され、ドイツ年間ゲーム大賞パーティゲーム賞、ゲーム100選・ベストパーティゲーム、スウェーデン年間ゲーム大賞イノベーション賞など受賞したパーティゲームの傑作。
「贈り物カード」を見て、ほかの人に贈りたいものと、自分がほしいものを選ぶ。うまくマッチすれば、両者ともに得点できるが、相手が欲しくないものを贈ってしまった場合は失点になることも。あげたいものにいらないもの、あげたくないものにほしいものと、プレゼントを贈る側ともらう側のズレが楽しい。
また、ゲームが進むにつれて、ほかの人の嗜好がだんだん分かってくるが、お互いサプライズを狙った結果また大ハズレなんてこともあって笑いが巻き起こるなど、プレゼントの本質を見事に描き出している。相手がほしいもの、自分がほしいものを考えること自体が幸せだ。
「贈り物カード」は500種類以上。内容も「コスプレ衣装」や「サラミ詰め合わせ」から、「実物の戦車」まで種々多様。日本版ではいくつかのローカライズも行われ、眺めているだけでも楽しめる。ふだんゲームを遊ばない人にもおすすめでき、プレゼント交換の気分が楽しめる、これからのクリスマスシーズンにぴったりのゲームだ。
アークライト:ギフトトラップ日本版

Posted in イベント

今度の日曜日はTGF

国内のボードゲームイベントではゲームマーケットに次ぐ規模となるテーブルゲームフェスティバルが、28日(日)、東京都立産業貿易センター(東京・浅草)にて開催される。10〜17時。入場料200円(高校生以下無料)。前情報がほぼ出揃ったところで、今回の見どころを見ておこう。
まずはデッキ構築ゲーム。ワンドロー(A)では協力型の『はやぶさ君の冒険』を新発売、ブロッコリー(B)ではグループSNEが製作中の『エンドプレイカー!』がテストプレイできる。ホビージャパン(I)はシリーズ最新作『ドミニオン:繁栄』を先行販売。アークライト(P)は発売したばかりの『リトルバスターズ! エクスタシーカードゲーム』や『サンダーストーン』が購入できる。同人ではGOTTA2(37)の『3SUKUMI』がある。
次に先月のエッセン国際ゲーム祭で発売になった新作輸入ゲーム。メビウスゲームズ(C)はハンス・イム・グリュック社やアミーゴ社、プレイスペース広島(G)はアドルング社やレゴ社、ホビージャパン(I)はエッガート社やハリケーン社、ゲームストアバネスト(V)はクワリ社などを用意している模様。韓国ヴィジョナリー社(M)の新作にも注目だ。
それから日本語版では、ホビージャパン(I)が『ドミニオン:繁栄』のほか『レース・フォー・ザ・ギャラクシー:帝国対反乱軍』を先行販売し、アークライト(P)が『ギフトトラップ』日本ローカライズ版を発売、ジーピー(O)は昨日発売したばかりの『カタンの開拓者』携帯キャリーケース版を出展する。
そしてオリジナルゲームでは、エッセン国際ゲーム祭からの凱旋出展をはじめ注目作がずらり。ワンドロー(A)の『RRR』、ピグフォンの『バスストップボードゲーム』『トラッカーズ1.5』、カナイ製作所(6)の『舞星』ほか、OKAZU brand(15)がゲームマーケットで評判の高かった『EKIDEN』を、Qvinta Essentia(16)が『キャット&チョコレート/ビジネス編』を販売する。また冒険企画局(T)の新作パーティゲーム『フルーツランド』、ゲームマーケットで注目を浴びた遊星からのフリーキック(く)の『ビーンストーク』、海外展開を始めた高天原(1)の『日本書紀』なども要チェックだ。
最後に書籍。先月発売されたムック『アメージングテーブルゲーム』(L)、売り切れになっていた『ドイツゲームでしょう!』を改訂増補した2010年版がグランペール(R)から、またトレカ番長&FT書房(こ)では『ドミニオンきまぐれカード批評』『アグリペディアvol.1〜3』が販売される。
ほかにも最近発売されたボードゲームや次のゲームマーケットで出展されるゲームのテストプレイなど、1日では遊びきれないたくさんの作品が出展される。恒例のスタンプラリーや、各ブースでもお楽しみイベントなども盛りだくさん。今度の日曜日は浅草へゴー!
テーブルゲームフェスティバル2010F:当日配布用パンフレット