ゲームマーケット2011春、出展者固まる
6月12日(日)に浅草で開かれるアナログゲームイベント「ゲームマーケット2011春」の出展者一覧が、ホームページで発表された。今年は昨年の123を上回る140団体がエントリーしている。
国内のボードゲームショップでは、メビウスゲームズ、すごろくや、テンデイズゲームズ、伊藤商会(プレイスペース広島)、R&Rステーション、ゲームストア・バネストなどが勢揃い。国内未紹介の輸入ゲームも数多く販売されるだろう。
国内メーカーでは、ジーピー、ホビージャパン、グランペール、遊宝洞、ワンドローなど、同人ではカワサキファクトリー、Hammer Works(OKAZU brand)、ピグフォン、カナイ製作所、King’s Court、染井吉野ゲームズ、チームきりたんぽ、遊星からのフリーキック、操られ人形館、高天原、みさき工房などが出展し、オリジナル新作を発表する。新作リストはこちらなどでまとめられているのでチェックしておこう。
昨年の参加者数は2200名。出展者数の増加で、それを上回る参加者が見込まれる。
・ゲームマーケット2011春:出展ブース・ホールマップ
テレストレーション(Telestrations)
大笑いの伝言ゲーム
言葉→イラスト→言葉→イラストと伝言して、お題を正確に伝えるアメリカのゲーム。2010年のゴールデンギーク賞で、ベストパーティゲームに選ばれた。謎の絵が生み出すとんでもない誤変換に大笑いする。
各自1冊ずつ、スケッチブックをもつ。お題カードで指示されたお題を1ページ目に書いて、それぞれとなりの人へ。となりの人はお題を見て、2ページ目に30秒でスケッチする。時間が来たらさらにそのとなりの人へ。受け取ったら2ページ目だけを見て、予想したお題を3ページ目に書く……このように、言葉とスケッチを交互に替えて1周する。全員のスケッチブックが回り、全員同時にかくので、ダウンタイムはない。
1周したら答え合わせ。1冊ずつ、1ページ目から開いていって、答えが一致していれば、その答えを予想した人とその前にスケッチした人に得点。また、最後の答えがお題と一致していれば持ち主に得点が入る。3ラウンドの合計点を競う。
絵が微妙だったりすると、どんどん変な方向に進んでしまう。例えば次の動画をご覧頂きたい。鴉さんが容器を塗ってしまったために起こった悲劇である。
スケッチブックは水性ペンで書いて消せるタイプ。タブがついているので、直前のページだけを間違わずに見ることができる。お題は「それ、どう描けばいいの?」と悶絶するものばかりで、チャレンジ精神を刺激される。
答え合わせはずっと爆笑。お題をローカライズした国内販売が切望される。
Telestrations
Unknown / USAopoly(2009年)
4〜8人用/13歳以上/30分
国内未発売