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秋葉原ゲーム会

先週に引き続き用事で上京したので、そのついでにふうかさんたちと秋葉原のR&Rステーションにてゲーム会。空きテーブルの問い合わせや、変わったゲームの持込など、至れり尽くせりで感謝である。
遊んだゲームは4タイトル。個別に後日レビューの予定。
ザバンドールの鉱山(Die Minen von Zavandor)
ルックアウトゲームズが今秋のエッセンで発表する新作の日本語版。JGCで先行販売されており、エッセンより前に遊べるとは、日本のボードゲーム環境は年々よくなっている。
宝石を掘って、その宝石で入札してアイテムを取り、アイテムをレベルアップして特殊能力を増やすという、ドラクエ世代にはたまらないゲーム(ドワーフだけど)。
ルールを読んだとき懸念された自由な交換ルールは、自然に要らないもの同士の交換となり、相手に渡したくなければ銀行と交換するだけなのでスムーズだった。
アイテムの出る順番によってゲームの展開が全く異なるので、また遊んでみたいと思える。時間も90分くらいで収まってちょうどよい。
フェイストゥフェイス(Face to Face)
目と鼻と口のパーツを並べる配置ゲーム。置けなくなったらタイルを引かなければならない。目と口は隣接できないため、必然的に鼻が重要になる。「鼻はどこ?」とピカソのような盤面を探し回っていたら、気持ち悪くなった。
パワーキティ(Power Kitty)
パンデミックの作者M.リーコックが娘さんと考えたという、UNOのバリアント。一気にカードを捨てられるパワーアニマルが、捨てられるカードがないと次の人に捨てる権利が移ってしまうところがミソか。UNOなので楽しくないはずがない。スキップ、スキップ、ドロー4とか。
間違い探し(What’ missing)
2枚のカードの違いを、誰よりも早く見つけるゲーム。どのカード同士でも、間違いが必ず2つある。間違い探し自体、集中力を要するが、それにスピード勝負が加わって、ぶっ倒れそうになる。
ふうかのボードゲーム日記:秋葉原ゲーム会

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ドイツゲーム賞に『フレスコ』

ドイツ語圏を中心とするボードゲーム愛好者の投票によって毎年決められているドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)の結果が17日発表された。結果は以下の通り。
春からアンケートなどで人気だった『バスコダガマ』を僅差で引き離して、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『フレスコ』が1位に輝いた。3位は、同じくドイツ年間ゲーム大賞で特別賞に選ばれた『果てしなき世界』。
授賞式は来月のエッセン国際ゲーム祭の前夜に行われる。
【ドイツゲーム賞2010】
1位:フレスコ(Fresko / M.ルスコウスキ、M.ズーセルベック / クイーンゲームズ)2.087pt.
2位:バスコダガマ(Vasco da Gama / P.モリ / ホワッツユアゲーム)2.033pt.
3位:果てしなき世界(Die Tore der Welt / M.リーネック、S.シュタドラー / コスモス)1.701 pt.
4位:トバゴ(Tobago / B.アレン / ツォッホ)1.389pt.
5位:ハンザ・テウトニカ(Hansa Teutonica / A.シュテーディング / アルゲントゥム)1.292pt.
6位:エンデバー(Magister Navis / C.デヴィッサー、J.グレイ / ルックアウトゲームズ)1.144pt.
7位:エジツィア(Egizia / アッキトッカ / ハンスイムグリュック)994pt.
8位:マカオ(Macao / S.フェルト / アレア)965pt.
9位:ダンジョンロード(Dungeon Lords / V.フヴァキル / チェコゲームズ) 759pt.
10位:権力闘争(Machtspiele / M.ティール / エッガートシュピーレ)669pt.
キッズゲーム賞:タコアラーム(Kraken-Alarm / O.イーゲルハウト / コスモス)
模範ルール賞:洛陽の門にて(Vor den Toren von Loyang / U.ローゼンベルク / ルックアウトゲームズ)
Deutscher Spiele Preis:Das Jahresergebnis 2010