アンケート:デッキ構築ゲーム
Q.48:『ドミニオン』以外のデッキ構築ゲームを…(2011年8月)
A.よく遊ぶ 28票(15%) | ![]() |
B.ときどき遊ぶ 50票(27%) | ![]() |
C.あまり遊ばない 105票(58%) | ![]() |
アークライト社が『ダイナマイトナース・リターンズ』を発売して、同社のデッキ構築ゲームが10タイトルになりました。また『サンダーストーン』『アセンション』『ナイトフォール』などアメリカのデッキ構築ゲームの日本語版かも盛んです。これだけたくさんのデッキ構築ゲームを遊んでいるのは従来のボードゲーム愛好者なのか、それともTCG愛好者なのか知りたいと思い、お尋ねしました。
結果は、6割近くの方があまり遊ばないと回答しています。よく遊ぶという方は15%に留まりました。このサイトではTCGを扱っていませので、ボードゲーム愛好者が回答したと考えて、デッキ構築ゲーム専門のプレイヤーが相当いると想定できそうです。ボードゲームからデッキ構築専門になったという方もいそうですね。
デッキ構築ゲームは、製品だけでなく愛好者も含めて、TCG以来の一大ジャンルに成長しつつあるのかもしれません。
9月のアンケートは、今年になってからはまった人です。節電か何か分かりませんが、今年になってからボードゲーム(主に『ワードバスケット』や『ぴっぐテン』などのカードゲームですが)の売り上げが急増しています。これは、従来の愛好者の周囲で起こっていることなのか、それとも関係ないところで広がっているのかお聞きします。3択の中から、最も近いものをお答え下さい。
秋葉原水曜日の会
都内での研修が終わってから秋葉原水曜日の会に参加。引っ越す前は毎週のように通っていたが、2年半ぶりくらいになる。参加者は20〜30名程度と相変わらずの大賑わい。主催のタナカマさんをはじめ、以前参加していたころからの参加者とも久しぶりに会えてよかった。
ありえないマシーン(The Impossible Machine)
カードをつなげてピタゴラスイッチのような機械を組み立てるゲーム。機械はみんなで1台作り、完成すると作動して得点になる。できるだけ多く出して得点を稼ぎたいところだが、マークが合うように出すのが難しかった。ネズミが走ったり、ロボットが前に進んで押したりといったお約束のイラストが楽しい(GlowFly Games, 2011)。
ドブル(Dobble)
イラストがいくつも描かれたカードは、どれも共通する絵は1つというものを使ったゲーム集。ワードバスケットのように絵の名前を言いながら手札を中央に出していくゲームや、絵の名前を言ってカードを押し付けるゲームなど5つのゲームが楽しめる。どれも得意不得意が出るが、真剣になって盛り上がった(Asmodee, 2009)。
スプリングフィーバー(Spring Fever)
F.フリーゼのブラフゲーム。4枚のカードから一番小さい数字を出して次の人に回していくが、嘘をついて数字の大きいカードを出してもよい。ダウトをかけられると、嘘をついたほうはカードを取られるかマイマスカードを押し付けられてしまう。カードの回りで推理できる部分もあり、またわざと大きいマイナスカードを取ってプレッシャーを与えるなどの戦術もあって面白い(Filosofia Editions, 2011)。
空飛ぶコーン(Flughütchen)
発射台にコーンをセットして、自分の色の穴に飛ばすアクションゲーム。もとは100年以上のゲームらしい。コーンにはおもりがついていて、宙返りして穴に入るようになっている。自分の穴で重なると得点が2倍。割と狙ったところに飛ぶが、ほかの人の小屋にぶつかって邪魔されるのが楽しい。草場さんに邪魔されていたシミーズさんが最終ラウンドで高得点をマークして1位(Piatnik, 2005)。
トリッキービッド(Tricky Bid)
毎回手札から、トリックを取ったら得られる得点カードを出してビッドするトリックテイキングゲーム。高い得点カードを出すと、強い手札がなくなってトリックが取りづらくなる。わざと低い得点をビッドして、ほかの人が高得点を狙ってくるのを誘って落とすという戦術もあり。1回目はシミーズさん、2回目は草場さんが大量得点で勝利(Winning Moves, 2011)。
ドカーン(Kawumm!)
研究所で薬品を集めるバッティングゲーム。同じ薬品が出ている限りカードをめくれるが、全部違うと「ドカーン!」で全部なくなってしまう。薬品が完成すると、同じ薬品は捨てなければいけないというバリアントルールで、さらに強気にめくらなければいけない。強気すぎて散っていく中で、チキンと言われながら地道に集めたタナカマさんの勝利。(Huch & Friends, 2011)