『世界の七不思議:指導者たち』多言語版発売
ホビージャパンは8月下旬、『世界の七不思議:指導者たち(7 Wonders: Leaders)』の多言語版を発売する。3〜7人用、13歳以上、40分、3150円。日本語ルールが付くが、カード名や都市名はローマ字表記。
先月ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞し、ボードゲーム愛好者の評価を確固たるものにしたフランスの文明発展ゲーム『世界の七不思議』。2011年に発売された拡張が早くも日本語ルール同梱で遊べるようになった。
この拡張セットでは、カエサル、ハンニバル、プトレマイオス、ソクラテスといった時代のリーダー36人がカードになり、ゲームに新次元の戦略をもたらす。各自4枚ずつリーダーカードをもち、1つの時代に1枚ずつ出してその特殊能力を使うことができる。ただしリーダーカードを出すにはお金がかかるので、マネージメントがより難しくなる。
さらに、七不思議の都市として古代ローマと、4枚の新たなギルドが追加でき、6金コインも付いて、お金の管理が用意になる。
今月発売されたばかりで品切れになっている『世界の七不思議』日本語版も同時に再入荷となる。持っていなければあわせて入手しよう。
『ぴっぐテン』日本語版発売
メビウスゲームズは23日、ドイツのカードゲーム『ぴっぐテン(Pig 10)』の日本語版を発売した。2〜8人用、6歳以上、15分、1500円。
3枚の手札から1枚出して合計10にできれば場札をゲットできるというハイテンポでエキサイティングなカードゲーム。昨秋に発売されたばかりの新作で、目立った受賞歴はまだないが、日経新聞で取り上げられるなど日本で人気となった。日経新聞のボードゲームランキングでは『ニムト』を抜いて5位。
ちょうど10にできれば嬉しいが、10を超えてしまうと、前の人に場札をゲットされる。数字はただ増えるのではなく、「0」を出すと0にリセットされ、前の人が出した数字や、現在の数字と同じカードを出すと、足さないでその数字に戻すことができる。ちょっとしたひねりが加わることで、繰り返し盛り上がれるようになっている。
多人数で遊べ、小さい子供も大人と一緒に楽しめる。箱とルール以外、言語依存はないが、日本語版となったことで、より多くの人が手に取りやすくなった。メビウスゲームズの日本語版は、『ワードバスケット』を皮切りにヨドバシカメラで販売されており、このゲームも追加されそうだ。
・メビウスゲームズ:ぴっぐテン
・TGW:ぴっぐテン