キュー・ビッツ(Q-bitz)
その美しい模様はどうやって作る?
『クゥワークル』のメーカーによる早解きパズルゲーム。ラウンドが進むにつれてひねりがきいてくる。各自4×4の枠と、16個のキューブを持ってスタート。かーどをめくると、今回のお題が描いてあって、その通りに並べることを目指す。
第1ラウンドは指先のスピード勝負。キューブを手早く回して置く。第2ラウンドは、キューブをダイスのように振って、出たパターンでお題に合うものから置く。でもここまでは小手調べにすぎない。本番は第3ラウンド。
お題カードを皆でじっくり見て裏返し、見ないで並べるというもの。間違っていたもの、間に合わなかったものが少ない人が勝つ。あやふやな記憶で「ここはどうなっていたかな?」などとキューブを置く悩ましさ、答え合わせて見事合っていたときの嬉しさはなかなかのものがある。
記憶勝負、手先の器用さ勝負で得意不得意の差が出るのでつい気後れしてしまうが、周りの人がどんどん作っていく中、プレッシャーに負けないで取り組むのは我を忘れる。
Q-bitz
P.ブラウン/マインドウェア(2009年)
2〜4人用/8歳以上
ゲームフィールド:キュー・ビッツ
夢の科学博ゲーム
万博は疲れる
三鷹のテンデイズゲームズがオープンしたとき、近くで見つけた「おもちゃのふぢや」。パーティジョイシリーズがまだ普通に売られているのである。その中から、懐かしのつくば万博をテーマにしたボードゲームをゲット。つくば万博は実際見に行った世代である。
「なぜなぜふしぎコース」「ときめき感動コース」などのコースボードを1枚ずつもち、指定されたパビリオン6つをいち早く回って、ゴールすれば勝ちというすごろく。ピラミッド型のダイエー館、モアイ像やバーミヤン仏が彫られた集英社館、ソニージャンボトロン、ソ連館など、大行列で入れなかったパビリオンが並ぶ。
ボードはポスター状に広がり、広大な会場になる。広大な上に、ドッキリカードやチャレンジカードでワープすることもあって、思うように6つ全部訪れるのは容易ではない。堂々巡りでゲームが終わらないかと思ったが、妻が無事ゴール。
会場で並び疲れてヘトヘトになったことまで思い出させてくれた。コスモ星丸め〜!
夢の科学博ゲーム
作者不明/バンダイ(1985年)
2〜4人用/8歳以上