Posted in か行

学校へ行こう!(Schule fertig-los!)

登校前はどこもばたばた

学校に通う子どもの忙しい1日を描くキッズゲーム。就学前の子供にシミュレーションさせるのが狙いかもしれないが、ゲームの中で大人も焦ってしまう。
朝7時に起きるところからスタート。テーブルに並べられたタイルの中から、起床のタイルを探し出す。探し出せればコマを進めて次のタイル(お着替え)へ。別のタイルだったら、後のために場所を覚えておく。
時間経過のタイルをめくってしまったら時計がその分(5〜30分)だけ進む。ひとまず8時15分に通学バスに乗るまで、着替え、朝食、ランドセルを見つけられないとお寝坊チップを取らないといけない。朝は忙しいものである。
学校に着くと4校時まであり、予め考えておいた時間割の通りに4枚のタイルを探す。ここでも1校時45〜50分の間に見つけられないとお寝坊チップ。お寝坊チップを4枚取ると全員の負けでゲーム終了だから、時計タイルを取らないようにする協力ゲームにもなっている。
ドイツの学校は午前で終わる。下校して昼食を取ると、午後はかなり余裕だ。宿題をして、遊んで、夕食。時間のしばりもない。楽チン楽チン。
家族でゲーム初め。朝は忙しく、着替えまでは何とかできたが朝ごはんを探せないでいる間にバスが行ってしまった。気を取り直して学校へ。まぎらわしい算数と国語はクリアしたが、図工がなかなか見つからず、また遅刻。でも失敗したのはそれだけで、午後になると余裕でクリア。獲得タイル数で勝負することになっているが、全員で勝利とした。
タイル数が多いので、小2の長女どころか親もなかなか覚えられず、何度も時計タイルをめくってしまっていた。
Schule fertig-los!
M.ニキシュ/ハバ・ハバーマス社(2002年)
1〜4人用/5歳以上/15分
国内未発売(絶版かも)

Posted in ウェブ

フランスでヤポンブランド特集

フランスのホビーサイト「SciFi-Universe」にて、日本のボードゲームを海外に紹介するプロジェクト「ヤポンブランド」のデザイナーやイラストレーターが紹介された。
紹介されたのは「日本のゲーム週間(Semaine Jeux du Japon)」で、12月19日〜26日まで連続で公開された。紹介された方々は以下の通り。原文の日本語もついており(原文がないものはGoogle翻訳でどうぞ)、日本では読めなかった彼らの来歴を知ることができる。
同時に日本のボードゲームの点数つきレビューも掲載されている。1位は『たんとくおーれ』、2位は『ひも電』、3位は『グリモワール』。
SciFi-Universe:Semaine Jeux du Japon, L’integrale
〈デザイナー〉
沙月みと(レインボー、ノブナガ)
木皿儀隼一(よくばりキングダム、グリモワール)
佐藤敏樹(テケリリ)
川上亮(キャット&チョコレート)
林尚志(ひも電)
カナイセイジ(クロニクル、イカサマージ)
〈イラストレーター〉
相沢美良(ノブナガ、フェスティバル)
ゆかがらん(キャット&チョコレート)
杉浦のぼる(クロニクル、舞星)
〈スタッフ〉
健部伸明(進行)
S.アティモン(フランス語訳)