シュピール’11新作情報:ラベンスバーガー/アレア
★カーサ・グランデ(Casa Grande)
G.ブルクハルト作、2〜4人用、8歳以上、30〜45分。
自分のエリアを確保して建物を建設します。建物の上に屋根をのせて、さらに上の階を作っていきます。屋根をのせるとき、ほかのプレイヤーの建物を使ってもかまいません。そうすることで、両者に利益が入ります。屋根の形はさまざまで、同じ階のどの建物で使うかよく考えて置かなければなりません。最も豪華な建物を作った人が勝者です。どんどん高くなっていく立体の建物が見ものです。
★電子ラビリンス(Das Elektronik Labyrinth)
M.J.コッバート、R.クニツィア作、2〜4人用、8歳以上、45分。
悪い魔法使いによってラビリンスに閉じ込められた魔法使いを助け出し、悪い魔法使いを倒します。魔法の本からは、ラビリンスの住人たちの声を聞くことができ、魔法の宝石のありかや、悪い魔法使いを倒す方法を教えてもらえます(『誰だったでしょう?』と同じく、ドイツ語でしゃべります)。
★11アウト!マスター(Elfer raus! Master)
W.クラマー作、2〜6人用、8歳以上、30分。
カード配置ゲームの古典を、巨匠がリメイクしました。7並べのようにカードを場に並べて早く手札をなくすことを目指しますが、特殊カードが入り勝敗は最後の1枚まで分かりません。
★スコットランドヤード・スイス(Scotland Yard Schweiz)
2〜6人用、10歳以上、45分。
ミスターXがスイスに逃げ込みました。スキーを使ってアルプスの山にも逃げこむミスターXを、うまく捕まえることができるでしょうか。
★プエルトリコ10周年記念盤(Puerto Rico Jubiläumsedition)
A.ザイファルト作、2〜5人用、12歳以上、60〜90分。
今なお高い評価を保ち、世界中で25万セット販売された傑作の発売10周年を記念して豪華版が作られます。これまでの拡張2つが入り、イラストも全て新しくなりました。コインは金属製、建物タイルは厚手でイラストが入っています。65ユーロ。
・Ravensburger
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オランダゲーム賞2011に『ハンザ・テウトニカ』
先月、ノミネートが発表されていたオランダゲーム賞の投票が終了し、結果が発表された。オランダ、ベルギーから1,043名の愛好者が投票した結果は以下の通り。
1位の『ハンザ・テウトニカ』は、中世の北ドイツを舞台に、豪商となって交易能力を上げ、商館を建てて都市をつなぎ、名声を高めるボードゲーム。2009年にドイツのアルゲントゥム出版から発売され、今年度にオランダ語版が発売されていた。
受賞全投票者の6割が投票し、2位の『世界の七不思議』を500ポイント以上差をつけての圧倒的な人気。ここまで主なフリーク向けの賞を総なめしている『世界の七不思議』が後塵を拝するのは珍しい。ちなみに昨年の1位は『電力会社』。
受賞した『ハンザ・テウトニカ』は11月19日にアメルスフォールトで行われるドゥコシム・ボードゲーム祭にて表彰される。
【オランダゲーム賞2011】
1位:ハンザ・テウトニカ(999ゲームズ)
2位:世界の七不思議(レポス)
3位:禁断の島(ホワイトゴブリン)
4位:ウィザード(999ゲームズ)
5位:インペリアル2030(ザ・ゲームマスター)
6位:K2(ホワイトゴブリン)
7位:リノ(Lino/ジョーコ)
8位:太陽、海、そして砂(クワリ)
・Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing 2011
・ボードゲームショップ検索:ハンザ・テウトニカ