ニュルンベルク’12新作情報:ラベンスバーガー
ラベンスバーガー社は、ライトなゲームを中心に、アクションゲームからパズルゲームまで幅広くリリースします。
★インディゴ(Indigo)
R.クニツィア作、2〜4人用、8歳以上、30分。
六角形タイルに書かれたルートをつなぎます。ルート上には宝石があり、タイルを置いてルートを伸ばすたびに移動します。宝石がゴールまでたどり着いたとき、そのゴールタイルを持っている人が受け取ります。1個しかないインディゴの宝石は3点、5つある緑の宝石は2点、ボード周囲から移動する黄色の宝石は1点で、合計を競います。
★12の前は5(5 vor 12)
M.シャハト作、2〜4人用、8歳以上、20分。
1〜20の数字が書かれたタイルを、4×4マスある自分のプレイヤーボードに並べます。左上から右下にランダムに4枚のタイルを置いた後、一斉に1枚ずつ引いて、残りの12マスに配置していきます。配置は列ごと左から右、上から下に数字が大きくなるようにしなければなりません。新たに引いたタイルは空きマスに配置するか、すでに置いてあるタイルと交換します。最初にマスを全部埋めた人が勝ちです。
★ジグザグ(Kreuz & Quer)
R.クニツィア作、1〜4人用、8歳以上、20分。
大小のパイプが描かれた24枚のタイルを、5×5マスある自分のプレイヤーに並べます。『テイクイット・イージー』式でリーダーがランダムに選んだタイルを、全員が置きます。タイルは中央か、すでに置いたタイルにつなげて置かなければなりません。最後に、パイプがつながっていない箇所が失点になり、失点の一番少ない人が勝ちます。
★ステージへどうぞ(Bühne frei)
A.マイヤー&H.P.シュトール作、4〜10人用、12歳以上、30分。
2009年にビーウィッチト・シュピーレから発売された演技ゲーム『フリーズ』のリメイク。シチュエーションが与えられ、4人が演技で序列を表現します。
★ビット・ミニ(BITS Mitbringspiel)
R.クニツィア作、1〜4人用、8歳以上、20分。
色つきタイルを落として得点パターンを作るゲームに、コンパクト版が登場です。紙製のボードで、タイルの数は少なく、3ラウンド制になっています。
★ティムの根性チーム(Tims Tüftel-Team)
G.バース作、2〜4人用、5歳以上、30分。
スタートから目的地まで、ドミノを並べます。サイコロを振って0〜3個のドミノを並べた後、目的地まで無事に倒れるかどうか予想します。上級ルールではドミノが2列になったり、途中に仕掛けが挟まれたりします。
★タコのジョリー(Jolly Octopus)
ビッグアイデアプロダクト開発チーム作、2〜5人用、4歳以上、20分。
電動で回転するタコの足を避けて、自分のカニをトングで取るアクションゲームです。回転速度は2段階で調整できます。
★すばやいパイロット(Flinke Flieger)
G.バース作、2〜8人用、5歳以上、15分。
チーム戦で代表がレースします。まっすぐ走る、後ろ向きに走るなどの条件が指示され、卵を落とさないようにゴールを目指します。
★ネズミかくし(Mäuse verstecken)
K.ヒーゼ作、2〜5人用、5歳以上、20分。
ひじ、ひざ、手など、スポンジのネズミを体のどこかに隠します。ほかの人はどこに隠したかを当てます。
★ニャンコちゃん、伸ばして(Streck dich, Mieze!)
M.ゴール&J.パーカート作、2〜4人用、4歳以上、15分。
右手、左手、右足、左足、鼻など、指示された体の部分を使い、ひもで区切られた川の奥にある魚カードを動かします。届かなくて川に落ちないように気をつけなければなりません。
★誰だったでしょう?冒険2(Yakari Wettlaufspiel)
R.クニツィア作、2〜4人用、6歳以上、15分。
年間キッズゲーム大賞受賞作の簡易版第2弾。ゴブリンの呪いで家に閉じ込められた子供たちを助け、犬のブロンコの飼い主を探します。
★急げ小さなお魚(Tempo, kleine Fische!)
G.ブルクハルト作、1〜6人用、3歳以上、30分。
船の網に捕まらないように魚を逃がします。サイコロを振って、出た目によって船か魚を進め、船が魚に追いつけば捕まってしまいます。
★ラビリンス・ハローキティ(Hello Kitty Labyrinth)
M.コッバート作、2〜4人用、8歳以上、20分。
ラビリンスに、日本でもおなじみのキャラクターが登場です。
★ジュニアラビリンス・カーズ2(Disney/Pixar Cars 2 Junior Labyrinth)
M.コッバート作、2〜4人用、5歳以上、20分。
ラビリンスのジュニア版に、ディズニーのキャラクターが登場です。
★ヤカリのレース(Wer war’s? Das 2. Abenteuer – Mitbringspiel)
作者不明、2〜4人用、4歳以上、20分。
サイコロを振り、出た目のマスに進みます。そこに止まっているコマはスタートに戻せます。ボードを回ってゴールに帰ってくる『パチーシ』タイプのすごろくです。
★ヤカリ:秘密のメッセージ(Yakari: Geheime Botschaft)
R.クニツィア作、2〜4人用、4歳以上、15分。
円形のボードを回って友達にメッセージを届けます。ルーレットでコマを移動しますが、狼のいるマスには止まれません。
東京お台場で人狼イベント
ボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズ(東京・中野)は3月11日(日)、東京カルチャーカルチャー(東京・お台場、観覧車横)にて大規模な人狼イベント「欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼」を開催する。18:30〜22:00、前売券2500円、当日券3000円(飲食代別)。前売りはイープラス、またはファミリーマート店頭のファミポートにて2月8日から。
会話をヒントに、集団に潜む嘘つきを探し出すパーティーゲーム『汝は人狼なりや?(Are you a Werewolf?)』。数十人のプレイヤー達が一夜限りの「村」を結成し、そこに紛れ込んだ人狼と熾烈な心理戦を繰り広げる。ヨーロッパで遊ばれてきた伝統ゲームを製品化したもので、いまや世界中に多くのファンをもつに至っている。日本でも「ネット人狼」が広く遊ばれており、人気が高い。
ドロッセルマイヤーズはこれまでも飲食店などで人狼イベントを開催してきたが、会場をお台場、チケットをコンビニなどでの一般発売とし、前例のない大規模なイベントを目指す。
今回の新しい試みは3人1組を「家族」としたチーム戦。友人と3人での参加がおすすめ。1〜2名、4名以上で参加の場合は、会場でのチーム編成となる。未体験の人には、ルール説明もあるので安心。
プロデューサー渡辺範明氏、ディレクター船木大郎氏、アートディレクター宇佐美詠子氏、世界観コンセプト真城七子氏。ドロッセルマイヤーズは、イベントにも力を入れている。イベントは、アナログゲームのもつ人と人とが「場」を共有する面白さが生きる。今回のイベントは、かつてない大人数のプレイヤー、リッチな環境、個性的な演出で、参加型イベントの新境地を探るという。
・嘘つき村の人狼公式サイト