アグリコラヴァ(Agricolava)
エッセン国際ゲーム祭では、ルックアウトゲームズが「アグリコラヴァ」というビールを販促品としてもってきていた。ドイツゲーム賞の受賞記念に作った「アグリコーラ」第2弾である。
ラヴァ(溶岩)ビールはオーストリア産(http://www.lavabraeu.at/)。2002年から少量限定で生産されているものらしい。2008年からルックアウトゲームズのスタッフが愛飲しており、アグリコラとのコラボが実現した、とラベルに書かれている。
日本に帰ってから飲んだが極めて美味しい。まず、苦くない。甘い味わいが残る。アルコール度数は低いかと思ったが5.3%だった。ハレ、エッセン、デュッセルドルフで地ビール(レストランで作っているのビール)を飲んだが、エッセンのお店に一番近い感じ。
日本でもどこかで飲めないものだろうか。アグリコラヴァ、でなくてもいいのでラヴァ、でなくてもいいので美味しいビール。
先日、忘年会があってアサヒのスーパードライを1杯飲んでみたが苦すぎて飲めず、コーラで割って飲んだ。ドイツではビールのコーラ割りに様々な名前があるが、その軽油に似た色合いから(まずそうなネーミングだが)「ディーゼル」と呼ばれることがある。ケムニッツのカフェで飲んできたが、これがなかなかイケる。配合比はコーラ少なめから、最大で50:50までいろいろらしいので、興味のある方はお試しあれ。
ちなみに、ルックアウトゲームズ社の新作で日本語版が発売される予定の『祈り、働け』に登場するビールは、肉と並んで5食料ポイントになる最強の食料である。
すごろくや、『グースカパースカ』新版を発売
高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは11月27日、オリジナルゲーム『グースカパースカ』を箱入り新版で発売する。居椿善久作、2人用、6歳以上、10分。
荒野の街で、ならず者・実業家・保安官を出して金貨を集めるゲーム。手札のカードから一斉に1枚出してジャンケン勝負をし、勝ったほうがカードに指示された金貨を獲得する。負けた方はカードが返ってくるので、後半に巻き返しを狙える。ストックがなくなるか、どちらかのカードがなくなったらゲーム終了で、コインの数を競う。
両者が同じ内容のカードをもっているとは限らず、相手の残りのカードが何か読み合うのは心理戦の要素があり、大人同士で遊べば全く違うゲームに様変わりする。
初版は2009年、袋入りで発売されたが品切れになっていた。新板はカードが耐久性のあるものになり、専用コインチップが付いて厚手の小さな箱に入っている。
・高円寺0分すごろくや:ゲーム紹介:グースカパースカ (箱入り新版)