『パンデミック:絶体絶命』、5月再入荷
2009年に発売され、その後しばらく品切れになっていた『パンデミック』拡張セット『絶体絶命(On the Brink)』が5月中旬〜下旬に再入荷する見通しであることが、ホビージャパンのプレスリリースで明らかになった。
人類をウィルスの猛威から救う協力ゲームとして、ロングセラーとなっている『パンデミック』。この拡張セットを加えることで、病原菌の1つが猛毒な病原菌に変異する「猛毒株」、第5の病原菌が発見される「変異種発見」、プレイヤーの1人が人類の敵となって世界各地に新種の病原菌をばら撒く「バイオ・テロリスト」の3つのルールを追加できる。
ほかにも5人プレイ用ルール、最高難易度ルール、追加の職業やイベント、病原体コマを収納できるペトリ皿などが入っており、『パンデミック』をとことん楽しめるようになっている。
ホビージャパンではこのほか、品薄になっている『パンデミック』基本セット、『レジスタンス』の日本語版も5月中旬〜下旬にかけて再入荷する予定だ。
・ホビージャパン:パンデミック
『ディクシット:ジンクス』日本語版、5月下旬発売
ホビージャパンは人気コミュニケーションゲーム『ディクシット』をコンパクトにした新作『ディクシット:ジンクス(Dixit Jinx)』日本語版を5月下旬に発売する。3〜6人用、8歳以上、15分、2,100円。
2010年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞したフランスのボードゲームのシリーズ最新作。パッケージとカードをコンパクトにして、持ち運びも便利にし、価格もぐんと抑えたお手軽バージョンが今年発売された。ルールもスピーディになっている。
プレイヤーの中の1人が語り部となり、場に並べられた9枚の抽象的なイラストが描かれたカードの中から指定された1枚について、その絵柄から連想される言葉(歌でも、演技でも可)を言う。ほかのプレイヤーは語り部のヒントをもとに、どのカードを表しているか当てる。当たったらポイント。外れたら、語り部のポイントになるが、全員が外れたら語り部の失点になってしまう。
ほどほどに分かりやすいヒントをうまく出せるか、またそのヒントをうまく読み取れるかという、『ディクシット』の楽しさをそのまま継承している。
カードのイラストは、『ディクシット』よりもアブストラクト味が増して、表現に工夫が必要となった。簡単なルールで、スタイリッシュなカードイラストと、その他のコマ類を使わない持ち運びに便利なシンプルなコンポーネントで老若男女で楽しく遊べる、リアルタイム・コミュニケーションパーティゲームだ。