中野でゲームデザインのワークショップ、本日
8月18日(土)夜、東京・中野のダイニングバー「フローチャート」にて、第5回ドロッセルマイヤーズ ワークショップが開かれる。17〜21時、3500円。下記のリンクからツイッターかメールにて要予約。
4時間以内に参加者全員でオリジナル・ボードゲームを1本完成させるイベント。与えられたテーマのもと、参加者が思い思いに意見を出し、タイトルやシステムなどゲーム内容を詰めていく。イベント中に出されたアイデアやゲームは著作権フリーとして、誰でも無償で転用できる。これまでのテーマは「歯磨き」「結婚」「蚊」など。
今年4月から毎月行われており、今月で5回目を数えた。毎回定員に達する人気イベントだが、前日時点で若干席が残っている。日曜日のアナログゲーム制作に興味のある方、集団でなにか作るのが好きな方、ゲーム業界の方やゲーム業界志望の方など。見学も可。
・ドロッセルマイヤーズブログ:第5回ドロッセルマイヤーズ ワークショップのお知らせ
過去のレポート
・スプーキーズ:ドロッセルマイヤーズ・ワークショップ(第1回)
・出水のボードゲーム三昧:ドロッセルマイヤーズ ワークショップ(第3回)
・好奇心の、スパイスはね。:ボードゲームワークショップ(第4回)
ピラニア(Piranhas)
ひたすら弱肉強食
ゲーム中のジレンマが売りのR.クニツィアだが、じっくり考える暇を与えないリアルタイムゲーム(手番がなく、全員同時にプレイする早い者勝ちゲーム)は意外に多い。ほしいところでカードをノックする『イッツマイン』、ピットにひねりを加えた『ウィードル』、キッズゲームの『フロッテ・フロッセ』など。
今年発売されたこのゲームもリアルタイムゲームで、パターンを素早く認識して自分のカードを一番になくすことを目指す。パターンを見つけるのはわりと簡単だが、焦るとうまくいかないのがなかなかもどかしい。
川の中は弱肉強食の世界。小さい魚は、大きい魚に食べられる。でも、食べるのは同じ色の魚だけ。唯一ピラニアが、違う色の魚を食べる。しかしピラニアは同じ色の魚を食べなくて……
カードを分けて各プレイヤーの前に重ね、場に1枚出してスタート。カードには3種類の魚が大中小さまざまなパターンで描かれている。場のカードと、自分の前にあるカードを見比べて、食べられる魚(同じ色で、かつ大きい)があれば、その色を言って重ねる。今度はそのカードと、自分の前にあるカードを見比べて、また食べられる魚があれば出せる。手番はなく、見つけた人から早い者勝ち。「白!」「青!」「赤!」「あっ先に出されたー!」場のカードはめまぐるしく変わる。
ピラニアは、3種類いずれでもない色のものだけ出せる。魚が赤・青・黄のカードだったら、白か茶色のピラニア。自分の前にピラニアがあったら、頭を切り替えなければならない。
食べられる魚・ピラニアがなく、場に出せないこともある。そのときはわきに置いて保留。自分の山札が切れた後に出すことができる。本当は置けるのに、気づかなくて保留ということも許されるから、ちょっと考えて分からなかったら送ってしまうのがよい。
自分の前のカードを全部なくした人の勝ち。間違いを指摘されるとペナルティーがあるが、自分のカードに夢中でなかなか指摘できない。それでも、この手のゲームは他人の足を引っ張ったりしようとせず、ひたすら自分のことに集中することがポイントで、そのほうがコツをつかむのが早まる。3人プレイで1戦目は勝てなかったが、2戦目で連続プレイがうまく決まって1位。『ワードバスケット』もそうだが、自分でどんどん出すことで、ほかの人にいかに考える暇を与えないかが勝負のようだ。
Piranhas
R.クニツィア作/コスモス(2012年)
2〜4人用/8歳以上/20分
・ふうかのボードゲーム日記:ピラニア