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インディーズゲーム専門通販のラウンドテーブル開店

ドロッセルマイヤー商會は13日、同人ゲーム・インディーズゲーム専門のネットショップ「ラウンドテーブル」をプレオープンした。

史上最多の134タイトルという国産ゲームが発売された昨年秋のゲームマーケット。ワークショップ発の『巨竜の歯みがき』をリリースしたドロッセルマイヤーズが、インディーズゲームを専門に販売する。これまではゲームマーケットなど特定のイベントでしか購入できなかったボードゲームがいつでも購入できるようになり、またクリエイターにとっては発表の場が増える。

 

現時点で参加が決定しているのは、次の37団体。小部数製作のところが多いため、常時全団体の作品が販売されているわけではない。また、東京・中野のドロッセルマイヤーズとは別個のショップなので、店舗では購入できない。プレオープン1日目で『ワンナイト人狼』が売り切れるなど、好調な滑り出しとなっている。

I was game (『ヴォーパルス』)、操られ人形館 (『応急の歩き方』)、株式会社エリゴス (『つかいま!』)、OKAZU Brand (『ひも電』)、オハローワークス(『テリトリーズ』)、ガーデンゲームズ (『皇帝なき帝国』)、カワサキファクトリー (『ギシンアンキノトウ』)、薫風 (『ヒットメーカー!』)、GOTTA2 (『バンディッツ!』)、サークル倦怠期 (『卑怯なコウモリ』)、賽苑 (『ハウラ』)、サイ企画 (『ストリームス』)、笹塚ゲームクラブ (『王様とドリアン』)、篠原遊戯重工 (『うそつきばかり』)、十式GAME WORKS (『れんけつ!』)、シュピールエンブリオ (『面接開始5分前!』)、ショーナンロケッティアズ (『クラウンテイカー』)、大気圏内ゲームズ (『ホシリンピック』)、タンサンファブリーク (『ヒットマンガ』)、Chicken Dice Games (『チキンダイス』)、月世界通信 (『トガの人狼』)、Team.U.C (『イスカディア』)、TRYGOOD (『彼女が下着を決める5つの理由』)、任意団体Comet、野澤邦仁 (代表作『インクルード』)、BakaFire Party (『惨劇RoopeR』)、ハッピーゲームズ (『傾国』)、Power9 (『Dragon’s Stone』)、ピグフォン (『未確認生物TV』)、水無工房 (『幻想戯作』)、MoBGAMES (『Mansion of the DEAD』)、有限浪漫 (『あぶはち』)、遊星からのフリーキック (『テラフォーマー』)、有限会社ワンドロー (『七つの島』)、ワンナイト人狼 (『ワンナイト人狼』)

これと同時に、ドロッセルマイヤーズではもうひとつの通販ショップ「ジングシュピール」をオープンした。作家真城七子氏の著書やタロットカード、『バックギャモンボード』などのオリジナルグッズを販売する。どちらも今後、クレジットカード支払いや代引きなどを整備して1か月後に正式オープンする予定。

ドロッセルマイヤーズブログ:2つの姉妹店、同時プレオープン!!!

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『ファウナ』日本語版発売


ホビージャパンは本日、ドイツの動物クイズゲーム『ファウナ(Fauna)』日本語版を発売した。F.フリーゼ作、2〜6人用、10歳以上、45〜60分、5250円。

動物の名前とイラストを見て、生息域や体長や体重を当てるゲーム。ボードには世界地図とスケールがあり、このあたりだろうと思うところにコマを置いて、正解ならば得点になる。かといってこのゲームはトリビア系では決してない。キリンの身長は何メートル? コウテイペンギンの体重は何キロ? コガネガエルってどこに住んでいる? そんなところまで知っている人はほとんどいないこそ、あれこれ想像を膨らませ、ああだこうだ言って盛り上がる。回答が当たっても外れても楽しい。

オリジナルは2008年にフッフ&フレンズ社(ドイツ)から発売され、翌年のドイツ年間ゲーム大賞でノミネート、ドイツゲーム賞で10位に入賞した。緑髪の奇才F.フリーゼが制作したファミリーゲームとしても注目を浴びた作品である。これまでもラベル付きで国内販売されていたが、日本語版になったことで、登場する360種類の動物を手間いらずで楽しめるようになった。

ファウナ日本語版
動物名も、地図のエリア名も日本語で遊びやすくなった。