シュピール’12新作情報:ルックアウト・シュピーレ
ローゼンベルクの作品で注目を集めて続けるドイツの出版社は、幅広い愛好者を見据えたラインナップです。
★ル・アーブル:川港(Le Havre – Der Binnenhafen)
U.ローゼンベルク作、2人用、10歳以上、30分。
『アグリコラ:牧場の動物たち』に続くローゼンベルクの人気作の2人専用バージョン。倉庫をいっぱいにして、たくさんのお金を儲けることを目指します。『ル・アーブル』のテーマに、『祈り、働け』の資源リングを採用しました。手番には建物を新たに建てるか、すでにある建物を使います。31の建物が登場し、その組み合わせで効率のよい生産と売却を行いますが、プレイ時間を30分に抑えて手軽に遊べるようにしました。
★スノードニア(Snowdonia)
T.ボイデル作、1〜5人用、8歳以上、45分。サプライズド・ステア社(イギリス)が制作した作品のドイツ語版です。
観光の名所、イギリスのスノードン山に登山鉄道を建設します。ワーカープレイスメントでアクションを行い、ほかの鉄道ゲームと比べ、線路・橋・駅を建設する他に山を掘削しなければなりません。そこに雨の多い天気が邪魔をします。契約カードに示された課題をクリアすることで得点になり、その合計を競います。機関車を購入すれば、それぞれのアクションでアドバンテージを得ることができます。
★サバービア(Suburbia)
T.アルスパッチ作、1〜4人用、8歳以上、90分。
ベジエゲームズ(アメリカ)を率いて『蒸気の時代』の拡張などを発表しているアルスパッチの都市開発ゲーム。各自六角形の建物タイルを購入して並べ、隣接するタイルの効果で収入や人口を増やします。後半になるにつれてより強力で高価な建物が登場するので、収入を上げていかなければなりません。最後に人口の最も多い人が勝者となります。
『スモールワールド・アンダーグラウンド』日本語版、11月下旬発売
ホビージャパンは11月下旬、人気ファンタジーボードゲームのシリーズ最新作『スモールワールド・アンダーグラウンド』日本語版を発売する。2〜5人用、8歳以上、30〜80分、6930円。拡張ではなく、単独で遊ぶことができる。
全世界で10万個以上を販売している『スモールワールド』が、戦いの舞台を地下世界に移した。スモールワールドの地下は、先祖様たちの遺体を埋めてきた上に、よその帝国がすでにすぐ近くまで掘り進んできており、残された土地は少ない。地底帝国の拡張は今や風前の灯。新しい種族とパワー、さらにはモンスターが守る伝説の土地や聖なるアイテムが登場する世界を制するのは誰か。
『スモールワールド』本編と同様、これだけで遊べる独立したゲームだ。『王国』など、ほかの拡張セットと一緒にプレイすることもできる。
初回特典として、プロモーション拡張キットの「トンネル」が付属する。これを使うことで、『スモールワールド』と『アンダーグラウンド』両方のゲームボードを連結させてプレイできるようになる。