秋葉原でトリックテイキングゲームのイベント
3月24日、秋葉原イエローサブマリンRPGショップにて、トリックテイキングゲームオンリーイベント「Trick Taking Party」が開かれた。20名が参加し、30タイトルほどのゲームがプレイされた。
「トリックテイキングゲーム」とは、順番に1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人が全部を取るというカードゲーム。トランプで遊べるルールもあるが、ドイツを中心にさまざまなルール・テーマで独立した作品が作られている。日本でプレイされることはそれほど多くないが、熱烈なファンも多い。
トリックテイキングゲームだけを遊ぶというイベントを主催したのは髭熊五郎氏。専用のツイッターアカウントを作り、2ヶ月以上前から告知してきた。
Trick Taking Party Vol.1、募集を開始いたします。下記URLよりご応募下さい。よろしくお願いいたします。m(_ _)mkokucheese.com/s/event/index/… #Trick_Taking_Party
— Trick Taking Partyさん (@tt_party) 2013年1月12日
当日プレイされたのは『ホビットの冒険カードゲーム』『リトルデビル』『シュティッヒルン』『インシディアス7』『ポルトロイヤル』『ドラゴンクエスト・銀のタロット』など30タイトル。「ほかの地域でも開催したい」といった参加者の感想は下記のリンクで見ることができる。次回は秋の開催を目指しているという。
・Trick Taking Party BLOG
・Togetter:Trick Taking Party
『テラミスティカ』日本語版発売
東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズは本日、ドイツのファンタジーボードゲーム『テラミスティカ(Terra Mystica)』日本語版を発売した。2~5人用、12歳以上、100分、8,925円。
魔女、ドワーフ、人魚、巨人、ハーフリングなどファンタジーの種族たちが、土地を開拓し、建物を建てて、勢力を競うゲーム。昨年の秋、エッセン・シュピール初出展のフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発売された。開発に『アグリコラ』のU.ローゼンベルクが関わったことから話題となり、新作の中で高い評価を得ている。国内ではテンデイズゲームズがゲームマーケット秋で輸入版を発売していた、まもなく版元で品切れし、再版に合わせて日本語版が製作された。
「テラミスティカ日本語版」が無事、店舗にも到着いたしました。店頭では、15時頃から販売を開始させていただきます。通販は、ホームページの更新作業が終わり次第となりますので、夕方~になると思います。みなさま、よろしくお願いします!
— タナカ マコトさん (@tanakama) 2013年3月28日
メインは陣取りだが、個人ボードが種族ごとに異なり、能力を上げたり、建物をグレードアップしたりすることでより効果的なアクションができる。得点の獲得方法も多彩で奥が深い。14種類もある種族ごとにさまざまな作品を試したくなる、繰り返し遊ぶ価値のある作品だ。
輸入版は9800円だったが、テンデイズゲームズの田中誠店長の努力により、日本語版は1000円近く下がっている。店舗販売が本日午後から行われ、通販はまもなく始まる見込み。