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秋葉原でトリックテイキングゲームのイベント

トリックマ3月24日、秋葉原イエローサブマリンRPGショップにて、トリックテイキングゲームオンリーイベント「Trick Taking Party」が開かれた。20名が参加し、30タイトルほどのゲームがプレイされた。
「トリックテイキングゲーム」とは、順番に1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人が全部を取るというカードゲーム。トランプで遊べるルールもあるが、ドイツを中心にさまざまなルール・テーマで独立した作品が作られている。日本でプレイされることはそれほど多くないが、熱烈なファンも多い。
トリックテイキングゲームだけを遊ぶというイベントを主催したのは髭熊五郎氏。専用のツイッターアカウントを作り、2ヶ月以上前から告知してきた。


当日プレイされたのは『ホビットの冒険カードゲーム』『リトルデビル』『シュティッヒルン』『インシディアス7』『ポルトロイヤル』『ドラゴンクエスト・銀のタロット』など30タイトル。「ほかの地域でも開催したい」といった参加者の感想は下記のリンクで見ることができる。次回は秋の開催を目指しているという。
Trick Taking Party BLOG
Togetter:Trick Taking Party

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『テラミスティカ』日本語版発売

東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズは本日、ドイツのファンタジーボードゲーム『テラミスティカ(Terra Mystica)』日本語版を発売した。2~5人用、12歳以上、100分、8,925円。

魔女、ドワーフ、人魚、巨人、ハーフリングなどファンタジーの種族たちが、土地を開拓し、建物を建てて、勢力を競うゲーム。昨年の秋、エッセン・シュピール初出展のフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発売された。開発に『アグリコラ』のU.ローゼンベルクが関わったことから話題となり、新作の中で高い評価を得ている。国内ではテンデイズゲームズがゲームマーケット秋で輸入版を発売していた、まもなく版元で品切れし、再版に合わせて日本語版が製作された。

メインは陣取りだが、個人ボードが種族ごとに異なり、能力を上げたり、建物をグレードアップしたりすることでより効果的なアクションができる。得点の獲得方法も多彩で奥が深い。14種類もある種族ごとにさまざまな作品を試したくなる、繰り返し遊ぶ価値のある作品だ。

輸入版は9800円だったが、テンデイズゲームズの田中誠店長の努力により、日本語版は1000円近く下がっている。店舗販売が本日午後から行われ、通販はまもなく始まる見込み。

テンデイズゲームズ
TGiW:テラミスティカ
play:game評価コメントリスト:テラミスティカ