スチームパンクの会社経営『カンパニア』2026年1月発売、ゲームマーケットで先行販売
『ファクトリア』に続く赤瀬よぐ氏のスチームパンクボードゲーム。キックスターターで約1000人が出資して製品化された。飛行船と大勢の部下を率いる経営者となって経営王の座を競う。
ダイスを使って部下の配置数や配置場所を全員同時にプロットし、さまざまなアクションが記されたエリアタイルに部下を派遣する。他プレイヤーが派遣した部下と同じエリアに配置した場合は、派遣した部下の数によってアクションの実行権を競い、未開拓の土地で資源を確保し、建物を建てていく。
没入感を高めるイラストに加え、初期能力・資源を決めるカンパニーカードと、エリアタイルの順序、ボーナス勝利点を決めるスポンサーカードによってゲームごとに異なる展開があり、リプレイ性も担保されている。ソロプレイルールあり。

目標点を競るトリックテイキング『ミュー&モア』日本語版、12月12日発売
ドリス&フランク(ドイツ)から1995年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞候補リスト、アラカルトカードゲーム賞1位、ドイツゲーム賞4位となった作品。この度の日本語版は30周年記念版に基づく。トリックテイキングゲーム「ミュー」のほか、5つのルールで遊べる。
「ミュー」は、ラウンドの開始時にオークションが行われるチーム戦トリックテイキング。オークションでは勝つために必要な得点を手札を公開して競り、チーム分け(1位チームと2位チーム)と切り札が決められる。マストフォローで色と数字の切り札があるトリックテイキングを行い、獲得したカードの得点のほか、勝ったチームにボーナスがある。3~4ラウンド行って個人得点の合計を競う。
新版ではルール調整が行われているほか(旧版ルールでプレイすることも可能)、切り札と目標点がわかるマーカーが入った。他にもマイナス点のあるトリックテイキング「ラストパンサー」、獲得トリックを予想する「ヴィミュールン」、カウントアップ「カルコリー」、ゴーアウト「ラミュー」、数合わせ「サファリュー」でもプレイできる。