数字をつなげて消す『スライド』日本語版、12月19日発売

ギガミック(フランス)から昨年発売されたカードゲーム。各自4×4枚並んだカードをスライドさせて、数字をつなげる。
各自の前に16枚ずつ並んでいるカードは最初すべて裏向きになっている。その中から1枚を選んで一斉オープン。スタートプレイヤーからドラフトして、空いた場所にスライドして戻す。こうして全て表になったらゲーム終了で、同じ数字が2枚以上つながっているものを消して、残ったカードの数字が失点となる。
縦列が合えば横列が合わなくなる状況も度々発生する中、どの数字を取ってどこからスライドさせるか、パズル思考力が試される。
観察してからの手探り『ダイバーゴー!』12月中旬発売
視界ゼロの海中から、呪われたコインを避けて伝説のコインを拾い上げる。デザイナーは『ダレカクレタ?』『テキパキもぎもぎ』『ナルハヤのつるぎ』のましう氏。エッセン・シュピールとゲームマーケット2025秋にて先行販売された。
4種類のコインが入った箱に蓋をして混ぜ、蓋を取ったら何枚取るかを早いものがちでビッド。少ないビッドをしたプレイヤーからコインを取っていく。砂時計が落ちるまでに箱の中をよく観察し、目隠しをして手探りで呪われていないコインを取る。
コインは半分が呪われており、3枚集めると失点になってしまう。その前に報酬カードに指示された組み合わせを作れば得点。呪いのコインなしで組み合わせができると得点は2倍になる。誰かが報酬カードを3枚集めたラウンドでゲーム終了となり、得失点を合計して勝敗を決める。
視覚の記憶と触覚のズレが楽しめる作品。呪いのコインは印が見えていることも、裏になっていたり重なっていたりして見えないこともある。見えているものは何とか避けられても、裏になっているものは一か八かだ。簡単に遊べるキッズルール、悶え必至のソロルールあり。