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神話とSFの融合『アヌンナキ』日本語版、3月22日発売

テンデイズゲームズは3月22日、『アヌンナキ 神々の曙(Anunnaki: Dawn of the Gods)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ルチアーニ&D.サビア、イラスト:P.ヴィセンツィ&J.ザンブラノ、1~4人用、13歳以上、60~120分、17600円(税込)。

クラニオ・クリエーションズ(イタリア)から昨秋発売されたゲーマーズゲーム。神話とSFが融合した古代ディストピアを舞台に、古代勢力が自らの母星を管理しつつ、「ガイア」と呼ばれる惑星に勢力を拡大することを目指す。

手番には自分のアクションボードの五芒星上(変形ロンデル)でコマを移動させてアクションを選択する。五芒星の頂点や交点に対応して資源の獲得や契約の獲得などのアクションがあり、位置関係で制約がある。さらにマナを使ったアクションで、アクションをグレードアップしたり、勢力拡大のための信奉者を獲得したりと、勢力の強さを底上げすることもできる。

勢力の拡大は他のプレイヤーとの衝突も避けては通れない。誰がどこに信奉者を配置し、どのように動かしてくるのか、プレイヤー間の思惑が入り交じる。ゲーム中のアクションによる勝利点と、ゲームごとに条件が変わる終了時ボーナスで勝敗を競う。

運の要素は最小限に抑えられており、戦略性を高めた作品。迫力のあるミニチュア駒、大判の各種ボードといったコンポーネントも見ものだ。

テンデイズゲームズ:アヌンナキ 神々の曙

Anunnaki

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ひらがなを重ねてナゾ文字に『ヨメルかな』3月9日発売

Yomerukanaリゴレは3月9日、『ヨメルかな』を発売する。ゲームデザイン:井伊通、2~8人用、8歳以上、10分、1430円(税込)。

locogameがゲームマーケット2022秋に発表した『ワードインパイル』の製品版。透明なプラカードでひらがなを重ね合わせた「ナゾ文字」から、単語を読み取る。

読めたら得点というシンプルなルールと、各自が作成した「ナゾ文字」を隣の人に渡し、早解きを競うルールがある。基本は3文字で、文字を増やしたり、回転させたり反転させたりして難易度を上げていく。子供と遊ぶときは2文字でもよい。

明朝体のトメハネが解読を難しくさせる。じっくり見つめていると突如として見えてくるアハ体験が味わえる作品だ。

リゴレ:ヨメルかな