テンデイズTV、独年間大賞を予想
ネット配信のテンデイズTVは9日、ドイツ年間ゲーム大賞予想回を放映した。昨年のノミネート作品をほとんど当てたタナカマ氏とシミーズ氏が、さまざまな観点から今年の予想作を述べている。
番組のはじめに今年話題の『ラブレター』の新しさと年間大賞の可能性について触れた後、絶版になった名作と同類の新作が選ばれるという「リプレイス理論」を提唱。また今年注目されている作品や寄せられた予想を、大賞選考の観点からどうか考察している。
ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品としてタナカマ氏が予想したのは『サンスーシ』『CV』『キャメルアップ』、シミーズ氏は『アブルクセン』『おばけキャッチ名人技』『サンスーシ』を予想した。本命はタナカマ氏が『サンスーシ』、シミーズ氏は『アブルクセン』。
また、同時に発表されるドイツ年間エキスパート大賞のノミネート予想も行われた。タナカマ氏は『タシュカラール』と『グラスロード』、シミーズ氏は『ロシアンレールロード』『スカルキング』『イスタンブール』。
ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート発表は5月19日(月)、大賞・エキスパート大賞は7月14日(月)に発表される。
・Ustream:テンデイズTV「ドイツ年間大賞予想!TV」
Video streaming by Ustream
ルドヴェルスム、2014年度のおすすめ25タイトルを発表
ドイツのボードゲームサイト「ルドヴェルスム(Ludoversum)」は初めて、今年度のおすすめ25タイトル(25 Spieletipps für 2014)を発表した。ファミリー向けとフリーク向けの2本立てでキッズ向けは含まれていない。幅広いテーマ、システムから選んだという。
対象は昨年の秋から今年春まで。ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞などの年度に一致している。日本でも評価の高い作品が数多く含まれており、まもなく発表となるドイツ年間ゲーム大賞でも何タイトルかノミネートされそうだ。
日本発の作品として評価が高い『ラブレター』と『トレインズ』も入っている。リストは以下の通り。国内で取り扱われている(予定も含む)作品は原題を省略した。
・Ludoversum:25 Spieletipps für 2014
【ファミリー向け】
アブルクセン、むかつく袋(Blöder Sack)、キャメルアップ、コパ(Copa)、エベス、指はなせ(Finger weg!)、 インドアカーリング(Indoor Curling)、カシュガル、コリョ、レミング、ラブレター、ポートロイヤル、サンスーシ、スカルキング(Skull King)、宝石の煌き
【フリーク向け】
カヴェルナ、コンコルディア、グラスロード、フランシス・ドレイク、イスタンブール、ルイス・クラーク探検隊、ネーションズ、ロココの仕立屋、ロシアンレールロード、トレインズ