日本ボードゲーム大賞2014に『宝石の煌き』『スピードカップス』
NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は1日、日本ボードゲーム大賞2014を発表した。選考部門には『スピードカップス』、投票部門には『宝石の煌き』が選ばれた。
今年で13回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された216タイトルの中から大賞を選んだ。
投票部門は昨年12月から今年2月まで、3ヶ月間にわたって全国のショップ、ボードゲームサークル、およびネットで行われ、39都道府県から313名(昨年比+96名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計した結果、『宝石の煌き』が1位となった。宝石を集めてカードを入手し、そのカードでさらにたくさん宝石を集めていくゲームで、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、ゴールデンギーク賞大賞を受賞している。
2位以下の順位は下記の通り。今年から創設された「同人ゲームカテゴリ」では、総合6位『犯人は踊る』が1位となった。
選考部門(ゆうもあ賞)は、ゲームをあまり遊ばない家族向けにゆうもあがお薦めする作品。今年は『スピードカップス』が選ばれた。カードをめくり、そこに書かれた順に自分のカップを素早く並べるアクションゲームで、6歳からプレイできる。ノミネートには『宝石の煌き』『アミーゴバンデット』が選ばれている。
【日本ボードゲーム大賞2014】
投票部門
大賞:宝石の煌き(Splendor / M.アンドレ / スペースカウボーイズ) 393点
2位:レシピ(Recipe / 作者不明 / ホッパーエンターテイメント)251点
3位:アブルクセン(Abluxxen / W.クラマー、M.キースリング / ラベンスバーガー) 183点
4位:コンコルディア(Concordia / M.ゲルツ / ニューゲームズオーダー)162点
5位:キャメルアップ(Camel Up / S.ボーゲン / ホビージャパン)140点
6位:犯人は踊る(Criminal Dance) 138点
7位:イスタンブール(Istanbul) 132点
8位:ダンジョンオブマンダム(Dungeon of Mandam) 114点
9位:5本のきゅうり(Fünf Gurken) 111点
10位:ロシアンレールロード(Russian Railroad) 101点
選考部門(ゆうもあ賞)
大賞:スピードカップス(Speed Cups / H.シャフィール / アミーゴ)
ノミネート:宝石の煌き(Splendor / M.アンドレ / ホビージャパン)
ノミネート:アミーゴバンデット(Koboldbande / G.マノラ / アミーゴ)
・日本ボードゲーム大賞2014 投票部門 発表!/NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2014 ゆうもあ賞 決定
アンケート:当サイトのコンテンツ
Q93:当サイトの記事で注目しているものは?(2015年2月)
A.国内外のニュース 66票(47%) | ![]() |
B.日本語版のリリース 18票(13%) | ![]() |
C.新作情報・レビュー 56票(40%) | ![]() |
世界のボードゲームニュースサイトということで毎日更新しておりますTable Games in the World。アンケートでは国内外のニュースに注目している方が約半数、ゲーム紹介が次いで4割という結果でした。日本語版のリリースと回答された方は少なかったですが、当サイトではプレスリリースそのままではなく、情報を付け加えたり、セールストーク的なところを取り除いたりしてお伝えしておりますので、そのあたりをお読みいただければ幸いです。
このところ編集していて思うのは、国内ニュースの多さです。以前は海外のニュースを翻訳してお届けすることが多かったのですが、最近はイベントが目白押しで、特に本日も行われましたゲームマーケットは、新作情報から評価アンケート結果まで、何度も記事になります。それだけ、国内のボードゲームシーンが盛り上がっているということだと思います。
当サイトは今後も、国内外の情勢やトレンドをお伝えしていきたいと思いますので、ご愛読のほどお願い申し上げます。
3月のアンケートは『麻雀』についてです。かつては学生のたしなみだった『麻雀』も、今では遊ぶ学生が少なくなっているようです。ボードゲーム愛好者の中にも『麻雀』をオンラインで遊ぶ方、旧友となら遊ぶ方、ボードゲーム仲間とも遊ぶ方、今は遊ばなくなった方、もともと遊ばない方とさまざまいるでしょう。三択の中から最も近いものをお答え下さい。