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ラトリア(Latria)

最多勢力のトップになれるか
ラトリア
一斉にカードを出して、最多勢力の最高カードになることを目指すカードゲーム。どんでん返しのカードがいつ出てくるかに注意だ。
場札を1枚めくり、各自が手札から1枚選んで出し、一斉にオープン。カードには「太陽」「月」「北極星」の3勢力があり、勢力ごとに出されたカード(場札も含む)の数字を合計する。一番多かった勢力の中で、一番数字の高いカードを出した人が場札を獲得。数字が高くなくても、一番多い勢力であれば自分が出したカードを獲得できる。残りのカードを場札にまとめて、次の場札をめくり、再び各自が手札から1枚出す。手札がなくなったらゲーム終了で、獲得したカードについている宝石の数で勝敗を決める。
場札を見て最多勢力になるようなカードを選ぶが、読みきれないところがある。その理由は3つの勢力の数字が異なること。「太陽」は2~30までの数字だが、「北極星」は22~50までである。1,2枚の差なら、合計値をひっくり返されてしまう。もう1つの理由は、3枚だけある「蝕」というカードの存在だ。このカードが出ると、場札、および場札と同じ種類のカードはの数字は0になってしまう。これによって2番目の勢力に転がり込んでくることがある。
前のラウンドで残ったカードが場札に溜まっていくと、緊張感が否応なく高まる。数字の大きいカードを出していくか、「蝕」を見込んで次の勢力を出すか。
最大の7人プレイで20分ほど。合計値の計算が少し手間取るが、それもまた、結果が分かるまでドキドキする。「蝕」が出たときに一喜一憂し、負けると思っていた勢力が勝ったりといった番狂わせもあった。心理的な駆け引きの部分が楽しむには、人数を少なくしたほうが良さそうだ。
Latria
Y.Ohashi作/DOMINA Games/風栄社(2014年)
3~7人用/8歳以上/10~20分

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ゲームマーケット2015大阪:参加者3000名

3月1日(日)に大阪・ハナミズキホールで行われた「ゲームマーケット2015大阪」は、雨天にもかかわらずたくさんの参加者が訪れ、約3000名が参加したことを、主催のアークライト社が発表した。前回(2014年3月)の「ゲームマーケット2014大阪」から650名、約3割増となった。
過去3回行われてきた会場から広い会場に移り、142団体の出展者が75タイトルの新作をはじめ、人気ゲームの再販、輸入ゲーム、関連グッズなどを並べて出展。開場前から限定品を求める多くの人が詰めかけ、開場後も体験テーブルで遊ぶ人で大きな賑わいを見せた。
次回の関西での開催は2016年2月21日(日)大阪ではなく神戸の国際展示場にて。東京での開催は5月5日(祝)に東京ビッグサイトにてわれる(出展申込みは既に締め切られている)。当サイト恒例の新作評価アンケートは、まもなく開始予定。
ゲームマーケット公式:ゲームマーケット2015大阪は無事終了いたしました
【参加者レポート(順次追加予定)】
ふうかのボードゲーム日記:ゲームマーケット2015大阪へ行ってきた
Hammer’s Lookout:ゲームマーケット大阪でした
Groupe SNE:ゲームマーケット2015大阪イベントレポート
豚小屋:ゲームマーケット2015大阪 レポート
雲上四季:ゲームマーケット2015大阪レポート
ホスクリ:アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2015 大阪」レポ
浅く潜れ!:ゲームマーケット2015大阪に行ってきましたよ!
いかとりにょりのいかがわしいラジオ:ゲームマーケット2015大阪に参加してきました!
ボードゲーム地獄:ゲームマーケット2015大阪に出展してまいりました
ほらボド!:第42夜「ゲームマーケット2015大阪!戦利品自慢&会場インタビュースペシャル」
数寄ゲームズ:ゲームマーケット2015大阪が終わりまして
神戸でボードゲーム:ゲームマーケット大阪に行ってきました
もぐらゲームス:関西最大級のアナログゲームイベント開催!「ゲームマーケット2015 大阪」体験レポート