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ブラックストーリーズ:ファニーデス(Black Stories Funny Death Edition)

家族旅行にコミュニケーション推理ゲームの最新作をもっていった。旅行先で遊ぶのではなく、道中に遊ぶ用として。
私がゲームマスターとなり、家族が謎解きに挑戦した。いつも全員が参加しているわけではなく、興味がありそうな問題だけ参加する。質問の途中で抜けたり、正解が近くなってから入ったりと、ゆるく遊べるのがこのゲームの良さで、道中の風景を楽しみながら、おやつを食べながらでもよい。
この作品は、空想ではなく事実に基づいた話なので、その分だけ興味を強くもてる。これまでのシリーズは脳トレという印象があったが、刑事になったような気持ちで事件の真相に迫っていく。
皆目見当がつかないまま飽きてしまうということがないように、行き詰まったらヒントを出すようにした。手加減できるのもアナログゲームの良さだ。
「男はスピード狂だった。ブレーキをかけたのが運のつきだった」・・・・・・そんなことで死んじゃうの?と思いながら箱絵を見るとドクロがピエロ鼻になっている。まさにファニーデス。事実は小説よりも奇なり。
Black Stories Funny Death Edition
H.ベーシュ、C.ハーダー、J.シューマッハ/モーゼス出版(2011年)+cosaic(2015年)
2人以上/12歳以上(小学校高学年ぐらいからプレイ可)/20分

Posted in 国産新作ゲーム

『会話型心理ゲーム 人狼DX』、7月31日発売

幻冬舎は7月31日、新しい役職5つを加えた『会話型心理ゲーム 人狼DX』を発売した。監修・株式会社人狼、イラスト・上田バロン、10歳以上、4-20人用、10-50分、1,700円(税別)。
2013年に発売され、重版を重ねて累計35,000部を販売した幻冬舎版人狼がリニューアル。今回の初版7,000部を加えて累計4万部を超えることになる。
新役職として「ハンター」「共有者」「妖狐」「独裁者」「タフガイ」が入り、推理が深まる。嘘をつき通せるか、見破れるか、騙すスリルと見破る快感が楽しめる。
人狼は2013年にブームを迎え、一年以内にゲーム版が5タイトル、書籍が4タイトル発売されているが、その勢いはまだ衰えていない様子だ。東京・渋谷の人狼ルームも賑わい、人狼ザ・ライブプレイングシアターも満席が続くなど、一過性のブームではなく、広い層に浸透しているものとみられる。
幻冬舎:会話型心理ゲーム 人狼DX