Posted in 日本語版リリース

『ザ・ゲーム』日本語版、「オン・ファイヤー」拡張入りで再版

ザ・ゲーム日本語第2版アークライトは12月3日、ドイツの協力カードゲーム『ザ・ゲーム』日本語第2版を発売する。デザイン・S.ベンドルフ、イラスト・O.&S.フロンデンライヒ1~5人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。
1~100までの数字を昇順・降順になるように出し、みんなの手札を全て出しきることを目指す協力カードゲーム。ニュルンベルガーシュピールカルテン社(ドイツ)から発売され、小箱ながら2015年のドイツ年間ゲーム大賞でノミネートされた。日本語版はアークライトから2月に発売されたが、好評のため品切れとなり、第2版が発売されることになった。
ザ・ゲーム日本語第2版(コンポーネント)第2版では、ゲームの難易度を高める拡張カード『オン・ファイア』6枚を同梱。この青いカードを出した後は、次のプレイヤーがそのカードの上にカードを出さなければ敗北してしまう。後回しにできない緊張感の中で、より高いチームワークが求められることになるだろう。
「オン・ファイヤー」なしでもプレイすることも可能(それでも十分キツイ)。メンバーに合わせて難易度を調整しよう。

Posted in

カルカソンヌ:ドイツの城(Carcassonne: Burgen in Deutschland)

お城の周りは賑やか
カルカソンヌ:ドイツの城
カルカソンヌのミニ拡張セット。実在の城をモチーフにした6枚のダブルタイルが入っており、各プレイヤーは1枚ずつ(2,3人プレイでは2枚ずつ)もつ。自分の番にタイルを引く代わりに、このダブルタイルを置くことができる。
置き方のルールは、ほかのダブルタイルと角でも接しないこと。つまりお互いに離しておかなければならない。ここにミープルを置くと、周囲10マスに全てタイルが置かれたときに12点になる。終了時まで完成しなくても、タイルが置かれたマス数だけ得点。つまり少々広い修道院と同じ扱いである。
修道院と異なるのは、このタイルについている道や街が完成したとき、ボーナス3点が入るところ。このルールによって、城の周囲には積極的にタイルが置かれるようになり、埋まりやすくなる。
城のイラストはどれも魅力的で、ゲームが終わってから「ここに行ってみたいな」などと話していた。コンラーズハイム城(Burg Konradsheim)など、ケルンの近くにあるようなのでエッセンの帰りに行ってみるのも良さそう。
Carcassonne: Burgen in Deutschland
作者不明/ハンス・イム・グリュック(2015年)
2~4人用/8歳以上/30~45分