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『教祖爆誕 たった今くだった神託で君を救うよ。』4月20日発売

Kyoso Bakutanクラグラは4月20日、『教祖爆誕 たった今くだった神託で君を救うよ。』を発売する。ゲームデザイン:daipo、3~6人用、15歳以上、15~30分、2750円(税込)。

シリーズ累計25万部の『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』のスピンオフ作品。一昨年以来、襲撃やら解散やらで話題になっている新興宗教をテーマとした。制限時間内に、配られた手札を自由に組み合わせて「神のお告げ」を作り、親プレイヤー(悩める人間)の心をつかむことを目指す。

各プレイヤーがもっている基本カードに加え、さまざまなパワーワードを収録した神託カードは180枚。心に響くお告げも、クスッと笑えるお告げもありで、上手に神託カードを組み合わせて信者を増やすことはできるだろうか。

内容物:カード 240枚、遊び方説明書 1部

Kyoso Bakutan2

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パストニヒト(Passt nicht!)

合うカードを出させられる

Passtnicht

「『ウノ』みたいなゲームです」といわれると、ゲーマーはやる気を削がれるかもしれない。確かに『ウノ』と同じマッチング(色か数字が合えば出す)メカニクスを使い、手札をなくしたら上がりだ。しかし、手札だけでなく、自分の前に置いたカードからも出せる(出させられる)ことで、2~3回プレイしてじわじわ楽しさがわかってくるようなインタラクティブな展開が楽しめる。

手札5枚でスタートし、手番には1枚、場札に「合う」カードを出すか、場札に「合わない」カードを自分の前に出す。自分の前に出したカードは得点になるが、その場合山札から1枚補充しなければならず、手札は減らない。一方、場に出せば手札が減って上がりに近づくが、得点にはならない。

手札に「合う」カードがあっても「合わない」カードを出すことができるが(メイフォロー)、自分の前にあるカードが場札と「合う」場合、「合わない」カードを自分の前に出すことができず、自分の前にある「合う」カードを出さなければならない。この場合、カード補充はないが、得点化したカードが削られてしまうことになる。

他のプレイヤーの前にあるカードは見えているので、どのカードを出せばそれを削れるかがわかる。得点の高いカードは間違いなく狙われるだろう。こうして起こる得点札の削り合いが始まると、このゲームの真価が発揮される。誰かが手札をなくしたら終了で、残った手札は失点になるので、削られた分を補うのか、諦めて手札を減らしに行くのかの駆け引きも悩ましい。

手札に残ると大量失点のジョーカーがあり、さらに同じ色のカードは重ねておいて上から削られるため、高得点カードを低得点でガードする戦法も有効。攻守のバランス取りも楽しい。シンプルな見せかけとは裏腹に、噛めば噛むほど味が出てくる作品だ。

Passt nicht!
ゲームデザイン:T.ヴェーバー/イラスト:D.ミューラー
シュミットシュピーレ(2023年)
2~6人用/8歳以上/20分