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書籍『ボードゲームのアートワーク&デザイン』4月16日発売

ビー・エヌ・エヌは4月16日、『ボードゲームのアートワーク&デザイン アイデアを形にするための制作ガイド』を発売する。著:ミヤザキユウ&かく、256ページ、3080円(税込)。

「ゲームのアイデアを思いついたけど、どう形にしていけばいいかわからない」「もっと遊びやすくしたい、魅力的に見せたい」という人向けに、アイデアを形にするためのヒントを詰め込んだ一冊。著者は『トポロメモリー』のミヤザキユウ氏(集英社ゲームズ)と『HacKClaD』のかく氏(SUSABI GAMES)で、ボードゲームの歴史や、現在のボードゲームシーンの解説、制作の流れ、アートワーク制作のヒント、作品事例、制作者のインタビューなど、ボードゲーム愛好者にも楽しめる内容となっている。

第1章「ボードゲームの始まりと今」では国内外のボードゲーム史から、名作ボードゲームの紹介、同人活動などを概観。第2章「ボードゲームのかたち」ではコンポーネントや代表的なゲームの型を紹介。第3章「ボードゲーム制作の流れ」ではボードゲーム制作の流れを解説し、実例を交えながらの解説や、入稿やPRゲームマーケット出展までをガイドする。第4章「アートワークのヒント」では良いアートワークとはなにかを考察し、遊びやすいUI (ユーザーインターフェース)を考える。第5章「アートワークの現在地」では作品事例を掲載し、特徴的なアートワークで知られるオインクゲームズ、itten、うちばこや、analog lunchbox、JUGAME STUDIO、TANSANにインタビューを行う。

ボードゲームはルールメカニクスとアートワークの両方が噛み合って初めてよい作品となるが、後者にフォーカスした書籍は少ない。イラストレーターやグラフィックデザイナーが、ボードゲームを手掛けることになったら参照したい書籍だ。

ビー・エヌ・エヌ:ボードゲームのアートワーク&デザイン アイデアを形にするための制作ガイド

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バーストしないで魚集め『サカナガサ』3月25日発売

幻冬舎は3月25日、『サカナガサ』を発売する。ゲームデザイン:いせごん、イラスト:サハンジデザイン、2~4人用、6歳以上、5~15分、1870円(税込)。

『ミブリンテブリン』(ダイソー、2022年)のいせごん氏(7Lup)がデザインし、ゲームマーケット2024秋で発表したプッシュユアラックゲーム。

ダイスを振って、出た目の数まで裏向きの魚カードをめくる。魚には重さがあり、合計が10を超えてしまうと釣り糸が切れてバースト。ちょうど10になったら追加で1匹ボーナスを取れる。魚には重さのほかに長さがあり、釣った魚を最後に並べて一番長いプレイヤーの勝利となる。

魚の種類は同人版から10種類増えて50種類。即バーストとなる毒魚も加わってゲームを盛り上げる。

幻冬舎:サカナガサ