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日本版The One Hundred 2017投票開始

愛好者たちが好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が11月30日から始まった。グーグルドキュメント(下記リンク)で受け付けられ、誰でも投票できる。〆切は12月10日。
アメリカのブログで行われたものに刺激され、さとーとしき氏が2005年から毎年年末に開催しているウェブ投票。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して上位100位まで発表する。発表年、生産国共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は203名が投票した。
過去の1位は『カタン』(2005、2006、2008、2010、2011、2015、2016)が7回と圧倒し、『アグリコラ』(2013、2014)と『プエルトリコ』(2012、2016)が2回、『アクワイア』(2007)と『ドミニオン』(2009)が1回ずつ。例年、海外作品が上位を占め、昨年の国産最上位は『ごいた』の16位だった(昨年の結果はこちら)。
ハンドルネーム可能で、誰でも投票でき、ほかの人の投票内容も見ることができる。基本的にオールタイムベストのゲームを自由に選ぶが、個人的に「今年発売されたゲームから選びました」とか「今年遊んだゲームから選びました」などの制限を設けてもかまわない。奮って投票しよう。
日本版The One Hundred 2017投票ページ link
日本版The One Hundred 2017途中経過

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クニツィアデザイン『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』、12月2日発売

テンデイズゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にてR.クニツィアのカードゲーム『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、アートワーク・大城聖未、2~5人用、9歳以上、45分、3000円(税別)。
クニツィアによる隠れた名作といわれる『指輪物語:二つの塔カードゲーム(Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme – das Kartenspiel、2002年)』のリメイク作品。アモン・ヘンからミナス・ティリスまでの旅を描いたカードゲームが、スーパークレイジーワールドに迷い込んだ少女が、モンスターと戦って世界から脱出するゲームに生まれ変わった。
場にはモンスターカードが一列に並べられ、順番に手札からカードを出して戦っていく。モンスターごとに異なる攻撃のカードをより多く出したプレイヤーが得点を獲得。しかし手番ごとに獲得できるカードは1枚だけ。これから登場するモンスターに効果的な攻撃は何なのか、それまでに手番は何回あるのか、どのモンスターと戦うか/戦わないかをを考えてカードを獲得していこう。
クニツィアの真骨頂ともいえるジレンマに満ち溢れた作品。リメイクにあたりバランス調整が行われ、ジレンマはさらにたっぷり感じられるようになっているほか、ノーマルモードとハードモードの2パターンでプレイできるようになっている。個性的なイラストも魅力の作品だ。