回転寿司でフィーバー『スシゴーパーティー』日本語版、12月2日発売
ヘムズユニバーサルゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、回転寿司のゲーム『スシゴーパーティー(Sushi Go Party!)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング、イラスト・N.ランシマ、2~8人用、8歳以上、20分、2980円(税別)。
カードゲーム『スシゴー!』の続編として2016年にゲームライト社(アメリカ)から発売された作品。回転寿司に行っていろんなメニューを食べ、その組み合わせで満足度を競うゲームで、8人までプレイできる。
手札から1枚取って、残りを隣の人に送り、また1枚取って残りを送り……というドラフトはそのままだが、得点パターンの異なる握り寿司、巻き寿司、手巻き寿司、裏巻き寿司や、餃子、枝豆、ウナギ、おにぎり、味噌汁、刺し身、天ぷら、豆腐といったおかず、さらに特殊効果のある箸、メニュー、醤油、デザートとして抹茶アイス、プリン、フルーツと多彩なメニューが登場する。
初プレイ用から2人用まで8種類のカードセットがあり、それぞれ指定された8種類のメニューを使ってゲームを行う。今回使うメニューは中央の得点ボードにタイルとしてはめ込まれ、そのカードがドラフトで流れてくる仕組み。メニューはカードセットごとに変わるため、ゲームごとに異なった展開が楽しめる。今日の回転寿司は、どんなメニューが流れてくるかな?
第2回東京ドイツゲーム賞特別賞『パトロネージュ』、12月2日発売
ニューゲームズオーダーは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、第2回東京ドイツゲーム賞特別賞作品『パトロネージュ』を先行発売した。ゲームデザイン・山田大夏、イラスト・ママダユースケ、美術監修・山中麻未、8000円。
ルネサンス期の芸術工房の長(マエストロ)となり、パトロンから与えられた予算で芸術家を雇い、評価の高い作品を創作して名声を競うゲーム。第2回東京ドイツゲーム賞の受賞作品では審査員特別賞の『六次化農村』に続く製品化となった。
各プレイヤーが個人単位で予算を管理し、ラウンドごとに工房の購入、芸術家への入札、創作活動への配分を行う。芸術家には絵画・彫刻・建築の技術力と発想力があり、うまく組み合わせることでより良い作品を作る。中にはダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス期を代表する芸術家や、奔放な性格のため、雇用し続けるのにお金が必要な芸術家も。
かけた予算と芸術家の持つ発想力分だけ作品山札をめくり、めくった作品の必要技術力を満たしていれば作品が完成する。技術力が上がれば、モナ・リザやダビデ像、サン・ピエトロ大聖堂などの名作を作り出すこともでき、多くの名声がもたらされる。
芸術家と芸術作品はママダユースケ氏による描き下ろし。さらにフィレンツェで流通していたフローリン金貨をコインとして再現、木皿も入ってコンポーネントも充実した渾身の一作だ。
内容物:ゲームボード1枚、金属製コイン40枚、カード179枚、スタートプレイヤーボード1枚、木皿4枚、説明書1部