NHK『あさイチ』で勝間和代氏がボードゲーム紹介
28日放送のNHK番組『あさイチ』にて、経済評論家の勝間和代氏がゲスト出演し、ボードゲームを4タイトル紹介した。
「プレミアムトーク」コーナーで人となりや近況を話した後、「特選!エンタ」としておすすめのボードゲームを紹介。『カタン』『花火』『人狼』『ジャングルスピード』の4タイトルを詳しく説明した。
『カタン』は交渉力を磨く投資ゲームで、Win-Winの関係を築くことを学べると紹介。ちなみに「ウィンウィン」は勝間氏がプロデュースして東京・五反田にオープンしたボードゲームカフェ(今年2月閉店)の名称でもある。
『花火』は協調性を磨く5並べで、心の内を読み取り、信頼関係を築くゲーム、『人狼』は嘘つきの気持ちがよく分かり、嘘を見抜く力が身につくと紹介。仕事でも人狼のような人物だと思ったら断るというエピソードも披露した。
最後の『ジャングルスピード』は、反射神経を磨けるゲームとして紹介され、実際に近江友里恵アナ、キャスターの博多華丸・大吉氏、勝間氏が4人対戦。華丸氏が本気になって中央のポールを何度も取る様子が映された。
ゲーム愛好者である勝間氏は子供の頃から試験や仕事をゲームと考え、ルールを理解して、リソースを集めるものと捉えてきたことを紹介。ボードゲームで磨いたスキルを仕事に生かしている様子が窺えた。
実際にプレイされた『ジャングルスピード』は番組終了後にネットなどで注文が殺到。売り切れが続出しプレミア価格が付いている。
・NHKあさイチ:特選!エンタ 勝間和代イチオシ! ボードゲームの魅力
・キャリコネニュース:勝間和代効果でボードゲーム「ジャングルスピード」が売り切れ続出 「通常の10倍の注文があった」という店も
『テオティワカン:シティオブゴッズ』日本語版、9月27日発売
テンデイズゲームズは27日、『テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan:City of Gods)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・D.タッシーニ、D.トゥルツィ、イラスト・O.スタモグロウ、1~4人用、14歳以上、90~120分、6200円(税別)。
『ツォルキン:マヤ神聖歴』(2012年)のデザイナーコンビのひとりであるタッシーニが、『アナクロニー』のデザイナーチームのひとりであるトゥルツィと制作し、NSKNゲームズ(ルーマニア)から今秋発売される作品で、「ツォルキン三部作」の2タイトル目に位置づけられている。
テオティワカンはメキシコにある巨大な宗教都市遺跡。プレイヤーは労働者を率いて偉大な太陽のピラミッドを建造し、得点を競う。
メインシステムはダイスを使ったワーカープレイスメント。労働者に見立てたダイスを、ボード上のアクションスペースに沿って移動させ、リソースを獲得してピラミッドを建造する。同じアクションでも、自分のダイスがより多いほど、またその目が高いほど、アクションの質が上がる。労働者が移動できる数には制限があり、また、同じアクションにいるダイスが増えるほどアクションのコストも高くなる。さらに、ダイスの目は小さい数から始まり、アクションを実行させることで増やしていかなければならないが、「礼拝」アクションではダイスをロックする必要がある、緻密なマネージメントが問われる。
『ツォルキン』で用いられた神殿などのさまざまなトラック(パラメータ)も健在。さまざまな特殊効果タイルの獲得と使用、ゲーム終了のタイミングをめぐる駆け引きなど、悩ましい展開が巻き起こる本格的ストラテジーゲームだ。
・テンデイズゲームズ:テオティワカン:シティオブゴッズ日本語版