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書籍『アナログゲーム療育』7月30日発売

ぶどう社は7月30日、書籍『アナログゲーム療育』を発売した。著・松本太一、挿絵・まうどん、A5版160ページ、2000円(税別)。
すごろくやでアナログゲーム療育講座 linkを行っている療育アドバイザーの松本太一氏が、現場のノウハウを踏まえ、発達段階別に20タイトルのボードゲームを紹介する。
解説にはイラストを多用し、発達障害の子どもがゲーム中に見せるさまざまな行動や指導員の関わり方が具体的にイメージでき、相手に合ったゲーム選びなど指導のヒントを提示する。
紹介されているボードゲームは『マイファーストゲーム・フィッシング』『楽しい色並べ』『スティッキー』『テディ・メモリー』(1歳半~2歳)、『虹色のへび』『雲の上のユニコーン』『レシピ』『メイクンブレイク』『どれの仲間かな?』(2歳~7歳)、『ファイアドラゴン』『パカパカお馬』『インカの黄金』『すすめ!!海賊さん』『かたろーぐ』『ヒットマンガ』 『私はだあれ』(7歳~12歳)、『キャプテン・リノ』『バウンス・オフ!』『イチゴリラ』(集団参加ができない子への対応)、『ナンジャモンジャ』(暴言・暴力がある子への対応)。

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アンケート:ドイツ年間ゲーム大賞の参考度

Q132:ドイツ年間ゲーム大賞、受賞作を購入の参考に……

A.大いにする 43票(32%)
B.まあまあする 57票(42%)
C.あまりしない 36票(26%)

今年は大方の予想通り『アズール』が大賞に選ばれたドイツ年間ゲーム大賞。ゲーマー向けの賞ではなく、年1回ぐらいしかボードゲームを遊ばない人をメインターゲットにしています。
「そのゲームが受賞したかどうか、有名かどうかではなく、自分の好みに合うかどうかを重要視しています。ゲームのジャンル、プレイ時間、ゲームの世界観など。」(ボードゲーム特捜隊さん)というように、しっかりした自分の基準をもって購入している方も少なくないようですが、今回のアンケートは4人中3人が参考にしているという結果となりました。
この背景には近年、新作のリリース数が急増しているということがありそうです。以前と比べてリリース数に購入数が全く追いつかなくなり、ドイツ年間ゲーム大賞の発表があった時点ですでに所有している可能性は下がっています。そうなると、大賞を受賞して、話題になっているから購入することにもなるでしょう。
今年の『アズール』はボードゲーム愛好者にも支持される遊びごたえのある作品ですが、年によって運の要素が高かったり、プレイ時間が短かったりして、愛好者の評価はそれほどでもない作品もあります。しかしドイツ年間ゲーム大賞受賞作は、普段遊ばない人を誘うのに最適のルール分量・プレイ時間なので、持っておいて損はないといえるでしょう。興味があれば、過去の受賞作に遡って遊んでみるのもおすすめです。
8月のアンケートはゲーマーズゲームのやりこみ度です。毎年毎年、面白いゲーマーズゲームが次々とリリースされている昨今、限られた時間の中で実際どれくらいやりこんでいますか。3択の中から最も近いものをお選び下さい。なおここでいう新作ゲーマーズゲームとは、ドイツゲーム賞で上位に来るような作品で、最近だと『テラフォーミング・マーズ』『グレート・ウェスタン・トレイル』『オーディンの祝祭』『サイズー大鎌戦役ー』『モンバサ』『マルコポーロの旅路』『オルレアン』あたりを指します。「やりこむ」というのは、定期的に繰り返し遊んでいることを表します。