山形市にボードゲームカフェ「アソッベ」3月7日オープン
山形市に3月7日、ボードゲームカフェ「アソッベ」がオープンした。JR山形駅バス7分+徒歩1分、専用駐車場9台分、月水木15:00~22:00、金祝前15:00~23:00、土日祝13:00~23:00、火休。
ジェリージェリーカフェでの店員経験もある丹羽俊介氏が故郷の山形市で開いたカフェ。「山形には人がいない」ではなく、「人は少なからずいるけど、遊ぶ場所が少ない」と考え、地元をもっと面白くするため、新しい遊びの場になればとオープンした。店名は山形弁で「遊ぼう」という意味。
テーブル間の間隔を広めにとった開放的な店内には30席で500種類のボードゲームが遊べるほか、個室も1室用意されている。料金は30分300円で、最大2000円。また販売コーナーもあり、100種類ほどを扱う。
飲み物はドリンクバー480円のほか、パスタ、ピラフ、ドライフルーツなどスナック類を用意。蓋付きのドリンク容器と、各テーブルに置かれたウェットティッシュで、清潔にボードゲームが楽しめる。
毎週水曜日を「相席推奨デー」とし、相席対応して頂けた方には特別なサービスを設ける。また、掲示板を設置し、ツイッターなどで発信して、時間のかかるゲームなどのメンバーをお客同士で募集できるようにする。また「初めてのカタン」など、初心者の方でも楽しめるようなイベントも考えているという。
初日はオープンから次々とお客が詰めかけ、ほぼ満席になっていた。大通りに面しているため、工事中から通りがかりが興味を示していたという。近くには山形大学があり、学生の交流の場としても注目されそうだ。
広々とした店内
物販コーナー
キッチン&ドリンクバー
個室もあり
Asobbe
山形市あこや町1-2-1
[Web ] [Twitter ]
クニツィアの鉄道ゲーム『スティーブンスン・ロケット』日本語版、3月29日発売
グループSNE/cosaicは3月29日、鉄道ゲーム『スティーブンスン・ロケット(Stephenson’s Rocket)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、アートワーク・TANSAN、2~4人用、12歳以上、60分、4500円(税別)。
ライナー・クニツィアがデザインし、1999年にペガサスシュピーレ(ドイツ)から発売されたものをリメイク。プレイヤーは資産家として、1830年代のイングランド南部を舞台に鉄道会社の株式や、輸送物の利権、駅の建設、そして会社買収などあらゆる手段で影響力を争い、鉄道王を目指す。運の要素がない通好みの戦略ゲームだ。
手番には都市の産業チップを集めるか、駅舎を建てるか、線路を引くかの3つから2つを行います。産業チップ(鉄鋼・ビール・皮革・織物・乗客)集めるとその都市に線路が開通したときにお金になり、駅舎はそこに線路が通ると路線を支配でき、線路を引くとその路線の鉄道会社の株券がもらえ、将来の進路に口出しできるようになる。
鉄道会社ははじめ8つあり、プレイヤーはどの鉄道を伸ばしてもよい。鉄道がどれかの都市に着くたびに、産業チップや駅舎に応じて配当がもらえる。鉄道が延びて他の鉄道と隣接すると合併が起こり、巨大な鉄道網が形成され、争いは熾烈なものとなっていく。
将来性のない路線は頃合を見て合併したり、反対に合併を阻止するために路線をねじまげたりと、戦略は千変万化。終盤は詰めを誤ると順位の変動が激しく、細心の戦い方が必要となるだろう。簡単なルールと奥深い駆け引きによって、遊ぶほどに楽しい名作鉄道ゲームだ。