ニュルンベルク’19:シュピールヴィーゼ出版
★セカンドチャンス(Second Chance)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・M.プレンティス、1~6人用、8歳以上、10~15分。
同社から『コテージガーデン』『インディアンサマー』『スプリングメドウ』とパズル三部作を完結させたローゼンベルクによる次の作品は、紙ペンゲームだ。9×9マスのシートにはじめ指定された8マスを埋めてゲームスタート。毎ラウンド1~7マスのタイルを指示するカードが2枚めくられ、各プレイヤーはどちらかを選んで自分のシートに書き込む。どちらも書き込めなくなったらセカンドチャンス。自分専用のタイルを書き込むことができたら続行できる。できなければ脱け、全員が脱けるか山札がなくなったら、空きマスの少ないプレイヤーが勝利する。まれに全部埋めることができたら、その時点で勝利となりゲームは早期に終了する。
★サブテキスト(Subtext)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、4~8人用、10歳以上、20~40分。
注目のデザイナー、ヴァルシュのパーティーゲーム。『ザ・マインド』のようにしゃべることのできないコミュニケーションゲームで、絵を描いてヒントを与える。絵は上手である必要がなく、ヒントになるものを賢く選べばよい。毎ラウンド、絵を描くフェイズと当てるフェイズを行う。絵を描くフェイズでは親が自分のカードの単語を見て覚え、ほかのプレイヤー用にカードを引く。カードを混ぜ、ランダムにほかのプレイヤーに配る。こうして誰かが親が見たカードをもつが、誰かは親にも分からない。全員その単語を知っている人にだけ分かる絵を描き、当てるフェイズへ。親の絵をボードの左横に、ほかのプレイヤーの絵を右横に置く。ここで全員が親と同じ単語を受け取ったプレイヤーの描いた絵を当てる。間違った数だけ彼ら2人の得点になるが、得点するには2人が正解しなければならない。どこまで曖昧に伝えるかが腕の見せどころだ。
『アドレナリン:チームプレイDLC』日本語版、3月上旬発売
ホビージャパンは3月上旬、拡張セット『アドレナリン:チームプレイDLC』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.ネドゥク、イラスト・J.ポリツァー、2~6人用、12歳以上、60分、5000円(税別)。プレイするためには『アドレナリン』基本セットが必要。
チェコゲームズ出版によるシューティング・ボードゲームの拡張セットで、オリジナルは昨秋に発売された。FPS(ファストパーソンシューティング)にDLC(ダウンロードコンテンツ)を加え、6人プレイもできるようになる。
新キャラクターが専用武器カードとともに登場するほか、基本セットのキャラクターにも特別なパワーが与えられる。6人までのチーム戦、キャラクターを3人ずつ受け持つ2人戦も可能で、チーム内のコミュニケーションと能力の組み合わせも求められる。
内容物:プレイヤーボードとアクション・タイル1組、エコーのミニチュア1個、4ポイントトークン6個、プラ製のダメージ・トークン20個、プラ製の緑色スカル5個、プラ製のスタンド6個、弾薬タイル36枚、プラ製の弾薬キューブ9個、早見表タイル2枚、武器カードとアビリティカード18枚、スカルボード1枚、ダメージ・バッファボード2枚、マインドコントロールトークン5個、ダメージ・バッファ報酬タイル3枚、アドレナリン・ラッシュタイル6枚、オーバーロードトークン4個、ルールブック3冊