危険をどこまで冒すか『ハイリスク』日本語版、3月下旬発売
ホビージャパンは3月下旬、登山レースゲーム『ハイリスク(High Risk)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ベンジャミン&B.J.ギルバート、イラスト・ビブーン、2~4人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。
イエロ社(フランス)の「ミニゲームシリーズ」として今年発売される登山ゲーム。イギリス人デザイナーコンビによるダイスバーストゲームだ。麓のベースキャンプからスタートして、山頂を目指す。
手番には6個のダイスを振る。ダイス目は危険(雷)、登山(山)、天候(雲)の3種類があり、山と雲以外を振り直すことができる。こうして全部が山と雲になればもう1手番できるが、振り直したダイスが全部雷だった場合、バーストしてしまう。その前に途中でやめるか、それとも一か八か振り続けるかで運と度胸が試される。
ダイスの山の数だけ自分の登山者コマを進めるが、バーストすれば一番高いところにいる登山者コマが落ちてしまう。また登山ルートには崖マスがあり、ほかの登山者コマがいれば蹴落とすことができる。最初に全ての登山者が頂上にたどりついたプレイヤーの勝利。
先行すれば蹴落とされる可能性も高まる。雷の出る確率は2分の1。一投ごとに落下のリスクと、進み具合を天秤にかけていく考えどころもある作品だ。
内容物:山岳ボード1枚、登山者コマ16個、特製ダイス6個、ルールブック1部
ボードゲームセレクション2019、大賞は『狩猟の時代』
関西のボードゲームカフェとプレイスペース付きショップ9店舗による「ボードゲームセレクション2019」が本日発表され、『狩猟の時代』(A.I.Lab.遊)が大賞に選ばれた。ゲームマーケット2019大阪ではブース番号M12で頒布され、取り置きを受け付けている。
TGiWレビュー:狩猟の時代
「ボードゲームセレクション2019」はゲームマーケットに出展される作品の中からベストボードゲームを選出するコンペティション。最新作の中からゲームマーケット直前に発表されることで、当日の来場者が試遊購入する際のガイドにすることができる。
選考にあたったのはデザート*スプーン、賽翁、inst、ギルド、BOARD GAME Lab ! ddt、キウイゲームズ、駒の時間、ファミーリエ、DDTの9店舗。エントリーした65タイトルを約1ヶ月間にわたってこれらの店舗間で回し、遊んだお客さんのアンケートを集約して決定した。
大賞のほか、各店舗賞も発表されている。結果一覧と、ゲームマーケット2019大阪で頒布されているブース番号は以下の通り。出展しないサークルはボードゲームショップギルド(A12)に委託販売している。
【ボードゲームセレクション2019】
大賞:狩猟の時代(A.I.Lab.遊、M12)
BOARD GAME Lab!賞:オレたちパイレーツ!(おすしサーカス、A12)
デザート*スプーン賞:フタリマチ(新版)(イマジンゲームズ、L15-16)
賽翁賞:大熊山(STUDIO U×F、H05)
ギルド賞:ダンジョンマーケット(spiel.jp、A12)
DDT賞:Guardians Waltz(喫茶村崎、M07)
ファミーリエ賞:みんなのごみ(たなごころ、F01)
キウイゲームズ賞:ダンコロ+マルチバトル(陽炎ゲームズ、F14)
駒の時間賞:nickname(フローリッシュゲームズ、N05)
inst賞:謎解きは形容詞のあとで事件簿(万屋楽団、F04)
・ボードゲームセレクション2019
・A.I.Lab.遊:ゲームマーケット2019大阪 取り置き予約開始