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オリジンズ賞2019に『ルート』

アドベンチャーゲーミング・アーツ&デザイン・アカデミー(The Academy of Adventure Gaming Arts and Design)はアメリカ・ゲームメーカー連盟(GAMA)は16日、アメリカのオハイオ州コロンバスにて開かれたオリジンズ・ゲームショーにて、第45回オリジンズ賞を発表した。
毎年3月のトレードショーでボードゲーム小売業者の投票によって選ばれたノミネート作品が発表され、その中からオリジンズ・ゲームショーの参加者による一般投票によって各部門の大賞が選ばれた。ボードゲーム、カードゲーム、TCG、ファミリーゲーム、ミニチュア、TRPG、TRPGサプリ、アクセサリーの8部門についてそれぞれベストゲームが選ばれた。
ベストボードゲームとして大賞に選ばれたのは『ルート(Root)』。スタートの配置もアクションも異なる4種族(拡張で6種族)が戦う非対称ゲームで、4月に発表されたゴールデンギーク賞でも大賞を受賞している。国内では目下、サイコロ堂が輸入版を取り扱っており 、アークライトから日本語版が発売されることが決定している。
カードゲーム部門には、無言の間合いでカードを出す『ザ・マインド(The Mind)』、ファミリーゲーム部門には可愛い動物たちのデッキビルディングゲーム『ティー・ドラゴン・ソサエティ・カードゲーム』が選ばれている。
ボードゲーム部門、カードゲーム部門、ファミリー部門の受賞作はそれぞれ昨年が『グルームヘイブン』『エクス・リブリス』『アズール』、一昨年が『サイズー大鎌戦役ー』『ミスティックヴェール』『ハッピーサーモン』となっている。
【第44回オリジンズ賞】(ボードゲーム関連のみ)
ゲーム・オブ・ジ・イヤー/ボードゲーム部門:ルート(Root /レーダーゲームズ)
(ノミネート:ブラス・バーミンガム、クロニクルス・オブ・クライム、クリプティド、エバーデル、ギズモ、パルサー2849、ライジングサン、スペースベース)
カードゲーム部門:ザ・マインド(The Mind / パンダザウルスゲームズ)
(ノミネート:アナトミー・フラックス、チューズ・ユア・オウン・アドベンチャー:ハウス・オブ・デンジャー、ダークソウルズ:ザ・カードゲーム、ゲット・ザ・マクガフィン、メイデンズクエスト、ヴィレナス)
ファミリー部門:ティー・ドラゴン・ソサエティ・カードゲーム(The Tea Dragon Society Card Game / レネゲイド)
(ノミネート:ザ・クライマーズ、エチドナ・シャッフル、ザ・マンスキー・ケイパー、パントーン:ザ・ゲーム、スパイクラブ、ストロベリーニンジャ、スーパーキティ・バグ・スラップ、私が夢見るとき)
ゲームの殿堂:V.フヴァチル、メイジナイト、アップルトゥアップル
期待の星賞:J.ステグマイヤー
Origins Game Fair: 45th Annual Origins Awards Recap!

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ダークサイドは過酷なルール『ウノ フリップ』日本語版、6月下旬発売

マテル・インターナショナルは6月下旬、『ウノ フリップ(Uno Flip!)』日本語版を発売する。作者・アートワーク不明、2~10人用、7歳以上、プレイ時間自由、1000円(税別)。

ルールは通常の『ウノ』と同じで手札を早くなくすゲームだが、カードの表(ライトサイド)と裏(ダークサイド)の2つのサイドがあり、ライトサイドでゲームを開始し、フリップカードが出たら全員でカードを裏返しダークサイドにチェンジする。
ダークサイドはカラーも一転し、ピンク・水色・オレンジ・パープルとなり、次の人が山札から5枚引く「ダークドロー5」や、宣言された色が出るまでカードを引き続けなければならない「ダークカラーワイルド」といった過酷なカードが登場する。
サイドをチェンジすると、それまでの面は無効になり、新たなダークサイドで戦わなければならない。サイドは目まぐるしく変わり、表に裏の内容をどれだけ把握しておくこともポイントになる。
定番の赤箱『ウノ』、昨年発売された青箱『ドス』に続く紫箱の登場を、マテル社は「3兄弟目」と呼んでいる。
マテル:「UNO(ウノ)」からカードの表も裏も主役の新商品が登場!「UNO FLIP(ウノ フリップ)」6月下旬より発売