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武器を取って出撃!『どうぶつの戦場』日本語版、11月7日発売

battlelandsJ.jpgアークライトは11月7日、カードゲーム『どうぶつの戦場(BattleLands)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ホーソーン&A.メッゾテロ、3~5人用、14歳以上、30~60分、2000円(税別)。
プラッドハットゲームズ(アメリカ)から今秋発売された最新作。作者のホーソーンは『マイス&ミスティクス(Mice and Mystics, 2012)』の作者でもある。世界の終末に、コンビニやオモチャ屋など人類の遺産をめぐって、動物たちが戦いを繰り広げる。
プレイヤーはそれぞれ自分の部隊をもち、順番に1枚ずつ手札をプレイするか、パスをする。パスをしたプレイヤーから増援カードを取り、全員がパスしたら、プレイしたカードの強さを比べて一番のプレイヤーがたてものカードを取る。プレイした手札は3回戦いが終わるまで返ってこない。3回の戦いで前半が終わり、後半にもう3回戦って獲得したたてものなどの得点で勝敗を決める。
ダイナミックな効果をもつ増援カードをどこで使うか見極めることが重要。限られたカードを効率よく使って覇権を握るのは誰か?
内容物:どうぶつ部隊カード 42枚、増援カード 27枚、たてものカード 9枚、ひみつ任務カード 5枚、親カード 1枚、ルール説明書 1冊(※カードサイズ:89mm×63.5mm)
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『エセ芸術家ニューヨークへ行く』の無断リメイク、アスモデ社が発売

オインクゲームズのお絵描きゲーム『エセ芸術家ニューヨークへ行く』と内容の酷似するゲームを今秋、ドイツ・アスモデ社が発売することを発表し、国内外で批判の声が上がっている。
問題となっているのは今秋にドイツ・アスモデ社が発売する『酔っ払い船乗り(Drunken Sailor) 』。『クラスク』などで知られるマレクトイ社(フィンランド)が製造し、2017年からアメリカのディスカウントストア「ターゲット」で限定販売されている『沈んだ船乗り(Sunken Sailor) 』のドイツ語版である。2周するところまで含めて、ゲームとしては『エセ芸術家ニューヨークへ行く 』とほぼ同じ内容で、当初はリメイクと説明されていたが、オインクゲームズは関知していなかった。
オインクゲームズの佐々木氏のツイートによると、マレクトイ社は『沈んだ船乗り』の製作後に『エセ芸術家ニューヨークへ行く』と似ていることに気付き、事後ライセンス契約を打診されたという。しかしタイトルだけでなくコンポーネントも大きく変更されており、佐々木氏は断っている。
それから2年、大手であるドイツ・アスモデ社がこのドイツ語版を発表した。「ターゲット」限定だった『沈んだ船乗り』と比べて販売網が広く、影響も大きい。
『インサイダーゲーム』と『ワーワーズ』でも盗作された可能性があるオインクゲームズの佐々木氏は「酷似する先行タイトルを知りながら、それを他社にライセンスして広げていくのはどうなの」とコメント。自身もボードゲームをデザインしているP.ジルフェスタ氏はブログ で、『ワーワーズ』が境界線だったのに対し、今回は完全に盗作だが、おそらくドイツ・アスモデの担当者がこの事情を知らなかったのだろうと推察し、「オインクゲームズは小さくてひねったアイデアで国際的に売り出している。そのゲームがライセンスされず、盗作されるならば、存続できなくなるだろう」とコメントしている。