Posted in 日本語版リリース

紀元前サバイバル『プレヒストリー ~先史文明のいしずえ~』日本語版、11月21日発売

prehistoryJ.jpgアークライトは11月21日、『プレヒストリー ~先史文明のいしずえ~(Prehistory)』を発売する。ゲームデザイン・A.スゾーギ、イラスト・G.ポズガイ&A.スゾーギ、2~4人用、12歳以上、60~120分、10000円(税別)。
『アヴェ・ローマ』の作者がデザインし、Aゲームズ(ハンガリー)から2018年に発売された作品。キックスターター発で、1200人が76000ユーロを出資して製品化された。紀元前、石器時代の部族の長となって探索や征服を行い、最も豊かな部族に進歩させることを目指す。
ゲームのメインは「リソースプレイスメント」で、置くものはワーカーではなく資源である。毎ラウンド、春に新しい資源マーカーが手に入り、これをボード中央に配置して特定のアクションを実行する権利を得る。夏には逆順に中央から資源を取り、アクションマーカーとして支払って、採取、狩猟、壁画、儀式などのアクションを実行する。
秋には別ボードのマップ上で移動してテリトリーを広げたり、新しい拠点を設置したり、人口を増やしたり、追加の資源を取ったりして勝利点を上げ、その合計点で勝敗を決める。
1つのキューブを資源とアクションの両方で使い、2つのボードを同時進行するというひねりのきいた作品。キックスターターのストレッチゴールで付属した3種の拡張ルール「略奪部族の襲来」「キャラクター」「追加タイル」が同梱され、ソロプレイにも対応する。
内容物:プレイヤーボード 4枚、タイル類 187 枚、カード類 64 枚、ラウンド概要タイル 1枚、資源/アクショントークン 120 個、回転軸(灰色) 6個、ゲーム盤 1セット、コマ 52 体、ディスク 20 個、手番順マーカー 4個、ルール説明書 1冊 【拡張用内容物】・タイル類 49枚、行動ボード 1枚(※カードサイズ:68 × 44mm)
prehistoryJ2.jpg

Posted in 日本語版リリース

輪廻を象徴的に描くカードゲーム『マンダラ』日本語版、11月中旬発売

mandalaJ.jpgホビージャパンは11月中旬、2人専用カードゲーム『マンダラ』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ベンジャミン&B.ギルバート、イラスト・K.フランツ、2人用、7歳以上、20分、3000円(税別)。
ルックアウトシュピーレ(ドイツ)が今年発売した作品。2人用ゲームシリーズにも力を入れている同社の『アグリコラ:牧場の動物たち』『ル・アーブル:内陸港』『カヴェルナ:洞窟対決』『パッチワーク』『路面電車』などに続く新作だ。輪廻がテーマで、布製のプレイマットに描かれた2つの曼荼羅に配置して、価値の高いカードを集める。
ゲームのはじめには、どのカードが価値が高いかは分からない。手札を6枚ずつと、勝利点の山札(「器」)に2枚ずつもつ。カードはルールにしたがって中央(「曼荼羅」)か自分側の場札(「川」)に置く。「曼荼羅」に置けばカードが補充でき、「川」に置けば「曼荼羅」の支配を強められる。
1つの「曼荼羅」に6色集まったら完成で、「川」に置いたカード枚数によって交互に中央の色を取り、「川」と「器」に加える。山札がなくなるか、「川」が6色揃うとゲーム終了で、「器」のカードを、「川」の色の組み合わせによって得点化し、合計の多いほうが勝つ。
3つのカード置き場が絡み合い、秘術のように奥が深いカードゲームだ。
内容物:布製のプレイマット1枚、カード110枚、ルールシート
mandalaJ2.jpg