『ブラス:ランカシャー』『ブラス:バーミンガム』日本語版、11月28日発売
アークライトは11月28日、『ブラス:ランカシャー(Brass: Lancashire)』『ブラス:バーミンガム(Brass: Birmingham)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ウォレスほか、イラスト・L.コセット&D.マンモリティほか、2~4人用、14歳以上、60~120分、各8200円(税別)。相互に独立したボードゲームで、混ぜてプレイすることはできない。
ウォーフロッグ社(イギリス)より2007年に発売された『ブラス』のリメイク。ロクスリー社(カナダ)が昨年、ルールを分かりやすくし、アートワークを一新して「ランカシャー(黒)版」として発売し、さらに新マップで「バーミンガム(白)版」も製作した。製品化にあたってはキックスターターで資金を集め、14000人が170万カナダドル(1億4000万円)を出資した。
どちらも1770~1870年、産業革命期のイングランドを舞台とした経済戦略ゲーム。運河と鉄道を敷設し、さまざまな産業施設を建設することで、自らの影響力の拡大を目論む。カードを出して、対応する都市に建物を作り、そこから線路を延ばしていくが、お金もかかり、借金も含めた資金繰りのマネージメントも求められる。『ブラス:ランカシャー』は木綿や石炭が豊富に生産され、産業革命の中心地となったランカシャー地方(主要都市 マンチェスター、リヴァプールなど)が舞台。港、紡績工場、船、炭鉱、鉄工所を建設し、運河から鉄道の時代へと乗り遅れないで発展させる。
内容物:ゲーム盤 1枚、個人ボード 4枚、人物タイル 4枚、収入マーカー 4個 ・勝利点マーカー 4個 ・運輸タイル 56枚、産業タイル 148枚、カード 66枚、早見表 4枚、硬貨 77枚、トークン類 40個、仕切りタイル 1枚、ルール説明書 1冊、遠方市場マーカー 1個、遠方市場タイル 12枚(※カードサイズ 63.5mm×89mm)
『ブラス:バーミンガム』は鉄鋼業を中心に「ブラック・カントリー」と呼ばれた重工業地帯ウェスト・ミッドランズ地方(主要都市 バーミンガム、バートン等)が舞台。窯元や醸造所といった新施設が登場し、新たな資源「ビール」が戦略のカギとなる。
内容物:ゲーム盤 1枚、個人ボード 4枚、人物タイル 4枚、収入マーカー 4個、勝利点マーカー 4個、運輸タイル 56枚、産業タイル 180枚、通常カード 64枚、ワイルドカード 8枚、早見表 4枚、硬貨 77枚、トークン類 63個、ルール説明書 1冊、商人タイル 9枚(※カードサイズ 63.5mm×89mm)
ゲームマーケット先行体験会「フォアシュピール」11月2日3日開催
ゲームマーケット先行体験会「フォアシュピール2019秋」が11月2日に幡ヶ谷区民会館(京王線幡ヶ谷駅徒歩5分)、11月3日に渋谷の千駄ヶ谷区民会館(地下鉄明治神宮駅徒歩8分)で開催される。両日とも10:00~16:00、入場料500円で、事前予約チケット制で各400名。
11月23・24日に東京ビッグサイトで開かれるゲームマーケットの新作を、事前に体験できるイベント。今年5月に続いて2回目の開催で、出展サークルは約60団体から111団体と2倍近くになった。
当日は時間が限られている上に、体験卓もなかなか空かない状況が多い中で、購入ミスマッチを減らすことで、参加者にとっても出展者にとってもメリットのあるイベントを目指す。
出展者一覧、事前予約は下記ウェブサイトから。1日目のほうがチケットが残り僅かになっている模様だ。
・フォアシュピール公式