エアお絵描きで絵を伝える『エル・マエストロ』日本語版、11月中旬発売
ホビージャパンは11月中旬、フランスのお絵描きコミュニケーションゲーム『エル・マエストロ』日本語版を発売する。ゲームデザイン・V.フルカド、イラスト・S.エスカパ、3~8人用、8歳以上、30分、3000円(税別)。
オリジナルはティキ出版(カナダ)から今春発売された作品。親の「エアお絵描き」を見て、親が見た絵を再現するというお絵描きゲームだ。
プレイヤーの1人が「マエストロ」となって、自分が見た絵を、オーケストラの指揮者のように指先で空中に絵を描き、ジェスチャーで組み合わせる。絵にタイトルはないが、サルとバナナ、ボウリングピンとボールというように2つのものが描かれている。
ほかのプレイヤーはそれを見て自分の用紙にできるかぎり同じ絵を描き、それを再現します。描き終わったら、各プレイヤーは自分の描いた2つの絵それぞれに名前を付ける。この名前がもともとの絵と一致しているかによって得点が入るほか、絵の完成度でも芸術点が加えられる。
正解者がいればマエストロも得点し、4ラウンドで合計得点を競う。エアお絵描きの伝わらなさを楽しむコミュニケーションゲームだ。
内容物:イーゼル、作品カード、回答用紙、鉛筆、ゲームのルール
パーツを積み上げて摩天楼を建設『エクスパンシティ』日本語版、11月中旬発売
ホビージャパンは11月中旬、都市建設ゲーム『エクスパンシティ(Expancity)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.カトラー、イラスト・C.ポール、2~4人用、12歳以上、60~90分、7000円(税別)。
今夏日本語版が発売された『チーム3(グリーン/ピンク)』のデザイナーが制作し、ブレイキングゲームズ(アメリカ)から昨年発売された作品。ブロックを積み上げて摩天楼を作る。
手番には手持ちの住居/商業地域タイルを配置し、自分の色のブロックを置いてビルを建築する。屋上バーツを置くとビルは完成し得点になる。また、公開されている都市目標や、自分だけがもっている契約書の条件を達成することによってもボーナスが入り、その合計点を競う。
公園、学校、ショッピングモールなどを近くに配置してビルの価値を上げることもできるが、契約の達成にはほかのプレイヤーとの協力が必要で、協力と競争のバランスが勝敗を決める。都市は区画ごとに、階層ごとに次第に拡大していくため、入念な都市計画も求められるだろう。
近隣住民にとって最高のビルを建築し、最も成功した都市計画家・不動産開発業者となるのは誰か?
内容物:施設タイル 61枚、ビル・ブロック 4色×56個、マンションの屋上 20個、商業ビルの屋上 20個、契約カード 50枚、ゲーム終了時のゴールカード 6枚、早見表 4枚、タイルバッグ 1枚、得点ボード 1枚 他