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アメリカ・テーブルトップ賞2019に『キャッチ・ザ・ムーン』ほか

アメリカ・テーブルトップ賞(The American Tabletop Awards、以下ATTA賞)委員会は今月9日、第1回目となるATTA賞を発表した。ボードゲームを紹介する在米のブロガーやユーチューバーなど10名の委員が4部門について選んだ作品は以下の通り。
ATTA賞は、アメリカのボードゲーム市場が急速に拡大する中、ドイツ年間ゲーム大賞、フランス・アスドール、スペイン年間ゲーム大賞、オーストラリア・カンガ賞のような一般向けの賞がアメリカになかったことから創設された。
対象は英語ルールがあること、モノがあること(プリント&プレイ版などでないこと)、前年に初版でリリースされたこと、小売またはクラウドファンディングが条件で、委員が5タイトルまでをランキングを付けて推薦し、これを集計して決定する。
共同設立者で、レビューサイト”What’s Eric Playing? link“を運営するE.ユルコ氏は、「委員会が結集して2018年に発売されたすごいボードゲームを見ることができたことを嬉しく思います。テーブルトップゲームのコンテンツ製作畑を縦断する多様な委員が集まったことはとても幸運なことで、どのボードゲームが受賞したか発表できることを喜んでいます」とコメントしている。
The American Tabletop Awards link
【アメリカ・テーブルトップ賞2019】
初心者ゲーム部門:キャッチ・ザ・ムーン
ノミネート:スネイル・スプリント、ザ・マインド
推薦:ドロップイット、メガランド
カジュアルゲーム部門:クアックザルバー
ノミネート:シャドウズ・アムステルダム、スペースベース
推薦:ジャストワン、ギズモ
戦略ゲーム部門:クロニクルズ・オブ・クライム
ノミネート:西フランク王国の建築家、陸海空の英雄たち
推薦:コインブラ、クリプテッド
コンプレックスゲーム部門:ルート
ノミネート:裏切り者レガシー、ブラス・バーミンガム
推薦:テオティワカン・シティオブゴッズ、故宮

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『ロールプレイヤー モンスターズ&ミニオンズ』日本語版、10月31日発売

rollplayermmJ.jpgアークライトは10月31日、キャラメイクゲームの拡張セット『ロールプレイヤー モンスターズ&ミニオンズ(Roll Player: Monsters & Minions)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.マテイカ、イラスト・JJ.アリオーザ&L.フランシスコ&L.リベイロ、1~5人用、10歳以上、60~120分、5400円(税別)。
昨年春に日本語版が発売されたキャラメイクのダイスゲームに、戦闘要素を追加する拡張セット。キャラメイクで終わっていた前作から、宿敵との最終決戦に備えて迫り来る脅威に関する情報を競って集める要素が追加される。
モンスターの棲み処はどこにあるのか? そこに至る道に障害はあるのか? 次にどんな攻撃を仕掛けてくるのか? ……戦いの準備を整えるほど報酬が上がるが、情報は無料ではない。来たるべき戦いのために、モンスターの手下からなるべく詳細な情報を集めよう。
凶悪なモンスターやその手下を撃退すると、追加で名誉の星を獲得でき、ひときわ大きく輝く名誉の星を射止めて、王国の継承者となろう。
内容物:ルールブック 1冊、金貨 60枚、キャラクター記録用紙 1冊、キャラクター・シート 6枚、スタートプレイヤーマーカー 1個、トークン 61個、経験値キューブ 40個、ダイス 43個、カード 170枚(※カードサイズ 属性/冒険/早見表カード 44×67mm、怪物/プレイヤー支援カード 70×120mm、他 63×88mm)
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