お釣りはもうありません?『薬草ひとついかがですか?』12月下旬発売
アソビションは12月下旬、『薬草ひとついかがですか?』を発売した。ゲームデザイン:中津(N2)、監修:北条投了、アートDTPワーク:カミラミコ、イラストレーション:ワキサカ、2~4人用、9歳以上、30~50分、3300円(税別)。
サザンクロスゲームズがゲームマーケット2019大阪で発表した『エイジ・オブ・フェアー』をリメイク。プレイヤーはダンジョン前の薬草商人となり、一番お金を稼ぐことを目指す。
ただし、お釣りと薬草袋は限られている上に、ゲーム終了時には多くの(金額ではなく)枚数のお金を持っている人は盗賊に襲われてしまう。いろいろな買い方をするお客さん達とうまく取引をして、枚数を控えてさくさんお金を稼ごう。
終盤、大きなお金で支払ってくれる人は現れるか? フリーマーケットや即売会などで物を売った経験のある方ならば分かるお釣りの苦労が味わえるゲームだ。
・アソビション:薬草ひとついかがですか?
アジト番号を推理『スパイを追え!』日本語版、1月30日発売
アークライトゲームズは1月30日、2人用推理ゲーム『スパイを追え!(Fugitive)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.フォワーズ、イラスト・、2人用、10歳以上、10~20分、3200円(税別)。
オリジナルはフォワーズゲームズ(アメリカ)から2017年に発売され、ゴールデンギーク賞でカードゲーム部門と2人用ゲーム部門にノミネートされた作品。ひとりがスパイとなってアジトを転々として逃げ切ることを目指し、もうひとりがスパイを追う捜査官となってアジトを暴き出して逮捕することを目指す。
0~42番のアジトカードがあり、スパイは0番からスタートして、手札から裏向きに出して42番を目指す。数字は3つまでしか飛ばせず、それ以上飛ばしたいときは別のカードをスプリントとして加えなければならない(加えた分も捜査官へのヒントになる)。捜査官は山札からカードを引いて消去法で絞り込みつつ、裏になっているカードの番号を当てる。こうしてスパイが42番までたどり着けばスパイの勝ち、その前に捜査官が裏になっているアジトの番号を全て当てれば捜査官の勝ちとなる。
スパイは捜査官の目をかいくぐって逃げ切れるか、それとも捜査官がスパイを追い詰め、逮捕するのか。短時間ゲームながら、だまし、だまされる楽しさがしっかり詰まったハラハラドキドキのカードゲーム。イベントカードを加えて変化をもたせることもできる。
内容物:ゲーム盤 1枚、捜査メモ 1枚、ペン 1本、役割カード 2枚、アジトカード 43枚、イベント発生カード 6枚、イベントカード 17枚、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 63mm×89mm)