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ボードゲームの面白さを語り合う「ボドゲゼミ」、goonie cafeで年10回開催

東京・江古田のボードゲームカフェ「goonie cafe」で2月22日より年10回、ゲストを招いて「ボドゲゼミ」が開かれる。毎回15:00~18:00(その後に懇親会~23:00)、1回3500円、各回定員10名。
昨年、川崎晋氏を講師に招き「ボードゲーム制作塾」を開講したgoonie cafe。今回はMasao Fukase氏(雅ゲームス)がナビゲーターを務め、毎回ゲストを招いてテーマに沿った内容の講義及びディスカッションを行う。
第1回(2月22日)のテーマは「おもしろさが産まれる」で、ゲストはゲームデザイナーの大塚健吾氏。第2回(3月28日)のテーマは「ゴールを決め、目指す」でゲストは野村紹夫氏(ルートイレブン)、第3回(5月2日)のテーマは「ゲームに聞く」でゲストはのざくに氏(アークライト)。第4回(5月23日)「ゲームマーケットを振り返る」、第5回(6月27日)「世界を創る」、第6回(7月25日)「ゲームを届ける」、第7回(8月22日)「世界の中の日本から」、第8回(9月26日)「ゲームのあとにのこるもの、すべきこと」、第9回「ゲームを託す」、第10回「またおもしろさがうまれる」はゲスト未定。
参加申込は下記ウェブサイトから、先着順。1人で5回行っても、仲間とシェアしてもよい「5回パック」(15000円)もある。
goonie cafe:【イベント情報】ボードゲームの”オモシロイ”を語り合う「ボドゲゼミ」開講!

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ハーリーバーリー(Hurlyburly)

キューブが的中!
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紙の塔を作って、カタパルトで壊されないようにして4階にするアクションゲーム。『クー』『セネターズ』のデザイナーがシュピール’19で出展していたところに通りかかって見つけた。笑える。
『キャプテンリノ』の要領で、カードを折り曲げて壁にし、各自1階建ての塔を作ってスタート(好きな国旗を塔の上に立てる)。手番には、①自分の塔を壁2枚で1階高くする、②壁1枚で2階高くする、③塔の周りに土のうカードを置いて防御を固める、④カタパルトからキューブを発射する、⑤カタパルトを強化する、⑥キューブを補充するのアクションが選べる。4階建てにして1周、ほかのプレイヤーから壊されなければ勝利。
カタパルトはカードを土台に差し込み、その上に取り付けたクリップに木製キューブを置いて、カードをしならせて発射する。狙った塔からの距離が定められており、簡単には当たらない分、的中して塔を破壊できると気持ちいい。なお強化とは、カードを重ねて、飛距離を伸ばすことである。
壁1枚の塔はもろく、ちょっとぶつかっただけで崩れてしまう。壁2枚も、角度などを工夫して、ど真ん中に当たらなければ持ちこたえられるようにできる。さらに土のうカードの積み方もいろいろなパターンが考えられ、創造性を刺激される。
誰かが4階を組み立ててから1周、みんなの集中砲火が始まるのがクライマックス。特に最後の1人はプレッシャーが半端なく、当たっても外れても、笑いが巻き起こる。アナログの楽しみが凝縮された作品だ。
Hurlyburly
ゲームデザイン・R.タータ&V.タータ
イラスト・A.ヒギンズ
ラ・メームゲームズ(2019年)