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キックスターターのテーブルトップゲーム部門が1億7600万ドル

クランドファンディングサイト「キックスターター」のテーブルトップゲーム部門は2019年、1億7600万ドル(194億円)の資金を集めたことが、ゲームサイト「Polygon」の調査によって明らかになった。2018年の1億6500万ドル(183億円)から1100万ドル(前年比7%)の増。
テーブルトップゲーム部門にはボードゲーム、ミニチュアゲーム、カードゲーム、テーブルトークロールプレイングゲームが含まれる。4044プロジェクト中、67%にあたる2712プロジェクト(前年比+16%)が目標を達成しており、資金額・プロジェクト数ともに過去最高を更新。ただし平均すると1プロジェクトあたり約6万5千ドル(720万円)で、昨年から50万円ほど下がった。
ビデオゲームでは昨年、1048プロジェクトが目標を達成し、合計額は1600万ドルだった。こちらは2015年をピークに減少傾向にある。
ico partners:Kickstarter and Games in 2019

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ドイツ・ハバ社、シュリンクを段階的に廃止

ハバ社(ドイツ)は今年から、環境に配慮した取り組みとしてボードゲームのシュリンク(プラスチックホイル)を段階的に廃止していくことを決定した。ニュルンベルクで発表される新製品から、シュリンクではなく箱をシールでとめるようになる。
昨年、国連気候行動サミットでの演説で話題となった環境活動家グレタ・トゥーンベリ氏が呼びかけている「未来のための金曜日(Friday for Future)」に呼応した取り組み。プラスチックごみの軽減と持続可能な社会に貢献していくことを目指す。シュリンクだけでなく、玩具やゲームのパーツを整理するプラスチックの袋も今後撤廃していくという。
シールは写真のように開封しやすくなっており、箱に残る部分も目立たない。ハバ社では、環境への配慮を示す何らかのメッセージをシールに印刷するか検討している。
現在、ボードゲームはカップラーメンや化粧品類のように、密封や汚れ防止などの目的でビニール製の透明フィルムをかけ、加熱収縮した状態で販売されることが多い。今後、ドイツ国内外のボードゲーム出版社が追随するか注目される。
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