レストランは時間との勝負!『キッチンラッシュ』日本語版、5月14日発売
アークライトゲームズは5月14日、『キッチンラッシュ ~戦場レストラン~(Kitchen Rush)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.トルチ&V.バギアルタキス、イラスト・、1~4人用、12歳以上、30~45分、5200円(税別)。
オリジナルはアーティピアゲームズ(ギリシャ)がキックスターターを経て2017年に発売した作品。砂時計を使ったリアルタイム協力ゲームで、レストランをみんなで切り盛りする。
お店の従業員はそれぞれ砂時計で表されており、ワーカープレイスメント式で注文を受け、料理を作り、お客に出すなどの作業をテキパキと行う。砂時計は1つ30秒で、砂が落ちきったらそのアクションは完了となり、別のアクションに移動できる。4分で1ラウンド終了でお金や勝利点が入り、給料を支払って次のラウンドへ進む。これを繰り返して目標の条件を満たしていればプレイヤー全員の勝利となる。
砂時計は時間差で落ちており、終わったものを放置しておくとその分だけタイムロスになるため、プレイヤー全員が砂時計に目を光らせ、次のアクションは何がいいか話し合い、終わった砂時計を素早く移動させなければならない。大忙しの厨房の雰囲気が味わえるレストラン経営ゲームだ。難易度は高めで熟練が必要だが、プレイヤーの経験に応じて調整することができる。
内容物:ゲーム盤 1枚、カード 110枚、砂時計 10個、個人ボード 4枚、評判ボード 1枚、食材トークン 108個、調味料トークン 56個、紫マーカー 2個、紙製トークン 66個、布袋 1枚、説明書 1冊
(写真は英語版)
『ウボンゴミニ』に三角形と六角形、5月22日発売
ジーピーは5月22日、『ウボンゴミニ:トライゴ(Ubongo Trigo)』と『ウボンゴミニ:エクストリーム(Ubongo Extrem Mini)』の日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.レヒトマン、アートワーク・B.ヴァーゲンフェルト、N.ノイバウアー、1~4人用、7歳以上、20~30分、1200円(税別)。
おなじみの早解きパズルゲームが三角形と六角形になった。「トライゴ」はオリジナルが2012年に発売された三角形版で、指定されたタイルを2つの面に分けてピッタリ合うように組み合わせるところが新機軸。どのタイルを左側のパズル面に置き、どのタイルを右側に置くかに加えて、タイルは表と裏の両面が使えるため、パズルを解くのは容易ではない。難易度中級。
「エクストリーム(ミニ)」はオリジナルが2009年(大箱版は2007年)に発売された六角形版。こちらは四角形版と同じく1つの面にピッタリ合うように組み合わせるが、六角形になっていることで難易度が上がっている。難易度上級。
いずれも最初に解いたプレイヤーが「ウボンゴ!」と言い、大きな声でゆっくり20~30数え、その間に他のプレイヤーは続行できるというルールで、砂時計など追加のコンポーネントをなくしている。解けた人はカードを受け取り、獲得したカード枚数を競う。
難易度はどちらも2段階あり、難しい方はタイルの枚数が増える。問題は合計64問。タイムチャレンジの1人用ルールもあり、脳トレとしてもプレイできる。