アイテムを組み合わせて脱出せよ!『アドベンチャーゲーム:ザ・ダンジョン』日本語版、7月10日発売
グループSNE/cosaicは7月10日、『アドベンチャーゲーム:ザ・ダンジョン(Adventure Games: Das Verlies)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング&M.ダンスタン、イラスト・M.ホフマン、1~4人用、12歳以上、75~90分、3000円(税別)。
オリジナルは昨秋、コスモス社(ドイツ)から発売された。同社の人気シリーズ『脱出:ザ・ゲーム』に続く新しい謎解きゲームシリーズの第1弾で、デザイナーには『クマ牧場』『ギズモ』のウォーカー=ハーディングと、『エリジウム』『シティ・オブ・ローマ』のダンスタンを起用した。現在シリーズ3タイトルが発売されている。
「フロアカード」の気になる場所を探索し、指定された番号を「ストーリーブック」から読み上げる。アイテムが見つかったら「アドベンチャーカード」を獲得し、アイテムとアイテム、またはアイテムと場所を組み合わせて、物語の秘密を解き明かしていく。
『脱出:ザ・ゲーム』シリーズと異なる点は、時間の制約がなく、発見に重点が置かれ、マルチエンディングになっているところ。そのため繰り返し遊ぶことができる上に、3つのストーリーが入っている。
ゲームは中世のお城の地下牢から始まる。どうしてここにいるのか記憶はない。探索するうちに分かってくるダンジョンの秘密。暗い部屋には謎の生き物も待ち受けている。ひらめきと独創性で、ここから脱出することはできるだろうか?
(写真はドイツ語版)
1人専用の交渉ゲーム!『ザ・ネゴシエーター~人質交渉人~』日本語版、7月9日発売
アークライトゲームズは7月9日、『ザ・ネゴシエーター~人質交渉人~(Hostage Negotiator)』日本語版を発売する。1人専用、15歳以上、15~30分、ゲームデザイン・A.J.ポルフィリオ、イラスト・K.ハーモン&V.ケリー&C.ウィリアムズ、2800円(税別)。
オリジナル版はバンライダーゲームズ(アメリカ)からキックスターターを経て2015年に発売された。オーストリアゲーム賞で特別賞を受賞している。人質をとって立てこもった犯人と交渉し、人質を解放させる1人専用ゲーム。
犯人との交渉は、状況ボード上で犯人の感情を確認し、手札から会話カードを出しながらダイスを振って判定を行うことで進める。交渉にはタイムリミットがあり、一定の条件が満たされれば犯人は逃亡したり、激昂させれば人質を殺害してしまうこともある。
犯人の種類や要求、イベント・カードには多数のバリエーションがあり、事件の設定も行方も毎回大きく変化する。ときには予想を超えた展開に遭遇するかもしれない。
会話カードに記されたセリフを読み上げてプレイすれば、まるで事件の現場にいるかのような極限状態のスリルを体感できるだろう。2人で協力したり、交渉人役と犯人役に分かれてプレイしてもよい。
刻一刻と変化する状況と迫りくるタイムリミットの中で、無事に人質を解放し、事件を解決できるだろうか?
内容物:カード 64枚、ダイス 5個、人質コマ 15個、感情マーカー 1個、会話ポイントマーカー 1個、状況ボード 1枚、交渉マニュアル 1冊(カードサイズ:63mm×89mm)