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ボードゲーム​情報誌『クリエイターズ』チャリティ版販売開始

クリエイターズ臨時制作委員会は15日、ボードゲーム​情報誌『クリエイターズ』チャリティ版の販売を開始した。PDFダウンロード版で表紙見開き含め65ページ、2400円。BOOTHにて販売され、利益は100店舗以上のボードゲームカフェ・プレイスペースから、希望者に分配される。
これまで5号刊行されたフリーペーパー『クリエイターズ』編集部が、保存版として制作した渾身の一冊。ゲームデザインを中心テーマに10人以上のクリエイターが寄稿している。
内容は「初めてゲームをデザインするときに心にとめておきたいこと(カナイセイジ)」から始まり、マーダーミステリー、トレーディングカードゲーム、Youtubeプロモーション、サークル活動、オンライン、レーザーカッター、漫画など幅広い。ホットな話題ばかりで分量も多く、読み応えのある一冊となっている。
『クリエイターズ』と『#ボドゲフリペ』のバックナンバーも各号500円で一緒に販売中。販売サイトはこちら

Posted in 日本語版リリース

村を建設して地下を冒険『アバブ&ビロウ』日本語版、7月9日発売

aboveandbelowJ.jpgアークライトゲームズは7月9日、『アバブ&ビロウ(Above and Below)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・R.ローカット、2~4人用、13歳以上、90分、5800円(税別)。

オリジナル版はレッド・レイブン社(アメリカ)がキックスターターを経て2015年に発売した作品。ゴールデンギーク賞で5部門(年間最優秀、イノベーティブ、ボードゲーム、ファミリーゲーム、アートワーク)にノミネートされている。地上でコツコツ村を作る建設ゲームと、地下におもむいて大冒険を繰り広げるナラティブゲームが合体した。

バーバリアンによって村を焼き討ちにされ、長旅の果てにたどり着いた新天地で地上の開発と地下世界の冒険を同時に行い、村の発展を競い合う。

地上では村人を雇用し、家を建てて冒険に役立つ能力やリソースを手に入れる。村人にはユニークな能力があり、それをうまく活かせるかがカギとなる。

準備が整ったら村人を連れていざ地下世界へ。地下世界では215種類のパラグラフの中から1つがダイスでランダムに選ばれ、隣のプレイヤーがイベントブックを開いて読んでいく。選択肢とダイスによる判定があって、無数の可能性で冒険譚がつむがれていく。どの村人を連れていくかによっても、成果は変わるだろう。

村の発展と地下世界での冒険は互いに影響を与え合うため、遊ぶたびにゲームの展開は異なったものとなる。村を成長させる楽しみと、ゲームブックのワクワク感が両方楽しめる欲張りな作品だ。

内容物:状況ボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、ダイス 7個、ラウンドマーカー 1個、評判マーカー 4個、物品トークン 81個、りんご酒トークン 10個、薬品トークン 20個、コイン 50枚、村人タイル 36枚、カード 94枚、ルールブック 1冊、イベントブック 1冊(カードサイズ59×91mm)


(写真は英語版)