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紙ペンで路線図『ネクストステーション:トーキョー』日本語版、6月8日発売

テンデイズゲームズは6月8日、『ネクストステーション:トーキョー(Next Station: Tokyo)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:M.ダンスタン、イラスト:M.モラン、1~4人用、8歳以上、25~30分、2750円(税込)。

昨年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ネクストステーション:ロンドン』のシリーズで、オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から2023年に発売された。東京の鉄道網をテーマにしたフリップ&ライトゲーム。

各自ラウンドごとに異なる色の色鉛筆を回しながら、4ラウンドで4つの路線を東京の地図に書き込む。各ラウンドにはカードを1枚ずつめくり、出たカードのマークの駅につなぐ。11枚のカードのうち赤色の5枚が全部出たらラウンド終了となる。得点はつないだエリアの数✕1エリアの最大駅数。ほかにゲーム終了時には周縁部に乗換駅を作ったエリア、3路線以上が乗り入れた乗換駅のボーナスが入る。

東京マップの特徴として最初から山手線が描かれており、乗換駅でないと交差できない。また終了時、他の路線と接続していない山手線上の駅は失点となる。「複線」や「分岐」といった特殊なカードをうまく使って、多くの路線を接続させよう。上級者モードでは共通目標や特殊効果も加えることができる。

テンデイズゲームズ:ネクストステーション:トーキョー

Nextstationtokyo

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日経プラス1でボードゲームランキング(3)

8日の日本経済新聞「日経プラス1」の何でもランキングコーナーに、「思考力磨くボードゲーム」ランキングが掲載された。ボードゲームが取り上げられるのは2012年、2018年に続き6年ぶり3回目。コロナ禍を通じて種類が増え、人気が高まっているボードゲームを梅雨の季節に勧める。

選者は西岡壱誠(カルペディエム)、はとまめ(ぼくボド)、原井夏樹(ココナラ)、松永彩(ボドゲーマ)、松永直樹(ボードゲームソムリエ)、與那覇潤(評論家)、そして当サイト管理人の7名。「複数人用(3人以上)、30分以内、カードゲームを除く、税込5000円未満」という条件で候補作から投票した。

1位は『ディクシット』。2012年のランキングで「おとな向け」1位となった『ラミィキューブ』が6位にランクインしている。各ゲーム紹介では選者の短評が入っている他、記事の中では新型コロナ禍の巣ごもり需要で注目を集めたとし、企業でのチームビルディングなどの活用例も紹介。職場・家庭でのボードゲーム活用を勧める。

【NIKKEIプラス1 何でもランキング】
1位:ディクシット(ホビージャパン、4950円)
2位:ジャスト・ワン(アークライト、3850円)
3位:タギロン(JELLY JELLY GAMES、2420円)
4位:コードネーム(ホビージャパン、3300円)
5位:あいうえバトル(幻冬舎、2310円)
6位:ラミィキューブ(増田屋、4400円)
7位:ウボンゴ(ジーピー、4620円)
8位:ウミガメの島(メビウスゲームズ、2800円)
9位:ドメモ(クロノス、3080円)
10位:海底探険(オインクゲームズ、2970円)

過去記事
日経新聞にボードゲームランキング(2012年)
日経プラス1でボードゲームランキング再び(2018年)