コミック第2巻『アナゲ超特急サザンクロス』5月31日発売
新紀元社は5月31日、コミック『アナゲ超特急サザンクロス』を発売する。著:磨伸映一郎&友野詳、A5版130ページ、1320円(税込)。
2021年以来2年半ぶりとなるアナログゲームコミック第2弾。グループSNEの定期刊行誌『GMウォーロック』(2~12号)の連載を加筆修正して収録し、描き下ろし2話を追加した。
毎回、ユニークなアナログゲームを取り上げて面白おかしく紹介する。紹介されているのは『ゲスクラブ』『エレガンツ』『即身仏になろう!』『QR衰弱』『ほしあわせ』『真言かるた』『あいうえバトル』『イラストリー』『ZOOM IN KOBE』『京都異世界ツアー』『IKI』『枯山水』『加利宇知(かりうち)』『将太の寿司「あ・・・・」神経衰弱』『そういうお前はどうなんだ?』。各話巻末に関連ゲームの解説も添えられており、読んでいるうちにより一層ゲームを遊びたくなる一冊だ。
タイル配置で動物の生息地作り『ハビタッツ』日本語版、5月下旬発売
ホビージャパンは5月下旬、『ハビタッツ(Habitats)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:C.ヴァン・モーセル、アートワーク:D.ラムセイ&D.プロフィリ、1~5人用、11歳以上、40分、6600円(税込)。
オリジナルは2016年にクワリ(オランダ)から発売された作品。ローゼンベルクが『ノヴァルナ』(2019)と『フレームワーク』(2022)で同じメカニクスを応用したことでも知られる。この度の日本語版は、ボードゲームテーブルズ(現・オールプレイ)(アメリカ)による2022/2024年版に基づく。
バランスの良い生態系の自然公園を作るタイル配置ゲーム。シマウマには草原、ゴリラには森林、ワニには水辺、アリには砂漠、そしてイボイノシシには全部がちょっとずつといった専用の生息地を作る。
動物と地形などが描かれたタイルが中央に並んでおり、手番には自分のジープを前左右に移動させて獲得し、自分の自然公園に配置する。動物が必要とする地形を、その動物から隣接(地続き)して作ることができれば得点になる。
しかし各地形には別の動物がおり、サイであれば草原2つと水場が2つ、ライオンなら草原3つと森林1つなど、それぞれの動物の条件をすべて満たすようにタイルを配置するのは至難の業。そのほかにも花や旅行客、見張り塔などそのほかの条件を持つものもあり、配置関係は複雑なものとなっていく。
3ラウンド行い、毎ラウンドの目標達成や、ゲーム終了時のタイルの配置での点数合計で、最も点数が高いプレイヤーが勝者となる。ミドルクラスで大いに悩めるパズルゲーム。相互参照パターンをうまく作り、環境に配慮した美しい自然公園を建設しよう。
内容物:目標タイル 15枚、ジープ 5つ、ターントラッカー 1つ、ターンマーカー 1つ、タイル袋 1つ、得点マーカー 50個、保護区タイル 134枚(動物 76枚、花 20枚、ゲート 12枚、旅行者 8枚、二重生息地タイ 6枚、見張り 8枚、キャンプ 4枚)、年次トラック 2つ、得点ボード 1つ、プレイヤー入口タイル 5枚、ホワイトボードマーカー 1本